佐藤流司、女子大生から落語家まで七変化! 一番苦戦した変装は?
自信のある変装と、苦労した変装は?
――佐藤さんから見た、岸の魅力というのは?
佐藤:岸自身はどんな人間にでもなれるから、逆に素の状態は何もない。ニュートラルなところが魅力です。甘い物が好きという設定はありますが、それ以外には興味を示さない性格が、ちょっとカワイイんですよ。演じる中で「こんな一面もあるんだ」と気付くことも多かったです。
――佐藤さんが一番自信のある変装はどれですか?
佐藤:落語家です。和服姿なので、草履を履いて本気でダッシュするシーンがあったんですけど、不思議としっくりきましたね。せりふはありませんが、見た目が好みなのもあって、衣装合わせの段階からバチンと決まりました。
――では逆に、もっとも苦労した変装は…?
佐藤:圧倒的に女子大生です(笑)。まずめちゃくちゃ“男”な歩き方を矯正するところから始まり、背筋の伸ばし方、しゃべり方や声色、表情の作り方も大変でした。そして何より、羞恥心との戦いですよね(笑)。エキストラの方を含めて、現場には20~30人くらいの女性がいて、そこに女装した僕が1人だけ放り込まれる。なかなかの事態でした(笑)。
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