「監察医 朝顔2」出演者、スタッフが手作りのミニチュア山車を陸前高田市に寄贈
上野樹里が主演を務める“月9”ドラマ「監察医 朝顔2」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。このドラマの出演者・スタッフから手作りの山車が陸前高田市に「来年はたくさんの笑顔の中、七夕祭りがおこなわれますように」という想いを込めて、寄贈された。
「監察医 朝顔」の主人公・朝顔は、東日本大震災で母を失ったという役柄のため、ドラマでは第1シーズンより、東北でも撮影を行ってきた。東北では七夕祭りは8月に行う地域が多く、毎年8月7日に陸前高田市で行われる「うごく七夕まつり」「けんか七夕まつり」は、きらびやかな山車が全国的に有名だが、今年は新型コロナウイルスの影響で東北各所で予定されていた七夕祭りは軒並み中止になった。
その状況を鑑み、出演者・スタッフは「うごく七夕まつり」「けんか七夕まつり」の代名詞である“山車”のミニチュアの模型を手作り。上部に朝顔の造花をあしらい、周囲に千羽を超す折り鶴をつり下げたオリジナルの山車を、陸前高田市に寄贈した。
上野自身も、2012年に陸前高田市を訪れ、津波が到達した場所に桜を植える<桜ライン3.11>という活動に参加している。また、2019年、そして今年2020年にも上野はドラマのスタッフとともに陸前高田市を訪れ、「忘れてはいけないことは、子どもたちにもしっかり伝えていきながら、この街にたくさんの人が訪れて、活気のある陸前高田の風景が近い将来に見られるように、自分も楽しみながら旅をしながら、お手伝いができたらいいなって思います。この街をもっと好きになりたいし、この街で色んな体験をして楽しい思い出をいっぱい作っていきたいですね」と語っていたという。