二宮和也『脱力タイムズ』の問題点をファン目線で指摘!「一視聴者として早く見てみたい(笑)」
二宮和也コメント
――番組初出演の感想をお聞かせください。
やっぱり面白い番組だなって、出演させていただいて改めて感じましたね。本当によく練られた台本の中で、次々に面白いことが巻き起こっていく。その流れがすでに面白いので、収録中でも、家でテレビを見ているような感覚でした。
――逆に、テレビで見ているときには分からなかったこと、実際に出演してみて初めて気付いたことはありますか?
ゲストの芸人の方々は他の皆さんとは別の台本をもらっている、というのは本当だったんだって思いました(笑)。普段テレビで見ているとき、僕の場合はどっちかって言うと、芸人さん側…今回だと伊達さん側の視点で見てしまうところがあるんですね。だから今回、伊達さんを間近で見ていて、芸人さん側のゲストは本当に大変そうだなって、少しかわいそうになっちゃいました(笑)。そりゃあ、当然パニックになるよな、って(笑)。
――しかも今回は、二宮さんも、率先して伊達さんを追い込んでいく立場でしたよね(笑)。
そうですね(笑)。この番組って、有田さんたちが考えられた特殊な設定を、視聴者の皆さんもしっかりと理解して見ているじゃないですか。僕は前々から、そこがこの番組の一番すごいところだと思っていて。今回参加させていただいて、そのことを改めて感じましたね。だって、“好きなタレントが出ているから、ちょっと見てみようか”といったスタンスで見ている方からすれば、クレームを入れたくなるようなことをやってるわけじゃないですか、この番組って(笑)。
でも、見ている方たちがしっかりと…もちろん暗に、ではあるんでしょうけど、番組の設定を共有して、理解した上で楽しんでいる。というか、むしろ視聴者の見たいところをしっかりと突いている。だから、番組として成立しているんですよね。それはやっぱりすごいことだと思うし、見ていて気持ちがいいんですよ。
――では、「今回はココを見てほしい!」という二宮さん的な見どころを教えてください。
“見てほしい”というより、僕自身、一視聴者として早く見てみたいですね(笑)。今回ようやく、作り手側の目線とファンの目線の両方から、この番組を触れることができたので、収録した内容がどう編集されて、一つの番組になるのか、放送がすごく楽しみです。そしてまた、“疑似生放送のCM中”っていう時間が、果たしてどこまで世間に受け入れてもらえるのか(笑)。でも本当に、そこもしっかりと丁寧な作り方をされているので、間違いなく楽しんでもらえると思います!