優希美青&井上祐貴W主演、ホリプロ60周年記念映画「NO CALL NO LIFE」製作決定
Wユウキこと、ホリプロの若手俳優の優希美青(ゆうきみお)と井上祐貴(いのうえゆうき)がW主演を務める、ホリプロ60周年記念企画、映画「NO CALL NO LIFE」の製作が決定した。
原作は、壁井ユカコの同名小説「NO CALL NO LIFE」(角川文庫刊)で、親からの愛情を知らずに育った主人公の女子高校生の佐倉有海と、同じ境遇の不良少年の春川真洋がおりなす、痛いほどに切ないミステリーラブストーリーだ。
心がゆれ動く、思春期のふたりに起こる奇妙な出来事は、過去からの電話だった。謎めいた電話をきっかけに、有海と春川は出会い、急速に距離をちぢめていく。時を越えて、残された留守電の真相とともに、ふたりの愛は、予想もしない衝撃的な結末へと加速していく。
本作で優希は、親の愛を知らず、悲しい過去を背負った女子高生の有海を、そして、井上が、有海と同様に親の愛を知らずに育ち、自由きままな不良少年の春川を演じる。
また、24歳の井樫彩が、本作でメガホンを取る。
以下に、W主演のふたり、監督、原作者からコメントが届いている。
優希美青コメント
井樫監督から、優希さんらしく優希さんの有海でとお話をいただき、私なりに有海の人生に色をつけていけたらなと思っています。
監督や佐藤慎太朗プロデューサーはもちろん、作品にたずさわるスタッフのみなさんから、この作品を命がけでやりますという熱い思いが伝わってきて、私もみなさんの気持ちに全身全霊で応えていきたいです。
私にとって、新たな挑戦だと思いますし、今までに見たことのない優希美青をみせられるよう、楽しく撮影をがんばりたいです。
井上祐貴コメント
春川真洋を演じさせていただきます、井上祐貴です。
今回、映画「NO CALL NO LIFE」で、優希美青さんとともにW主演させていただくことに、身の引き締まる思いです。
まもなくクランクインしますが、撮影に向けて準備しているこの期間も、初めての役柄にドキドキ、わくわくしています。
春川という人間にしっかり向き合い、緊張感を持って、作品がよりすてきなものになるよう、がんばっていくので、よろしくお願いいたします。
井樫彩監督コメント
大人のスタッフのみなさんに助けられながら、主演の優希美青さん、井上祐貴さんを始めとする、同世代の方達と作品を作ることができるのは、とてもうれしいです。
ある意味、破滅的で、どうしようもなく若かったふたりの恋愛の様を、ときに痛々しく、ときに美しくつむいでいけたらと思っています。
たくさんの人の心に届く作品を作れるよう、全力を尽くします。
原作・壁井ユカココメント
上梓してから10以上が経った今、この小説を見つけだしていただき、実写映画化の企画が進行するという幸運に恵まれ、驚きとともに、感謝の念にたえません。いまだ心に刺さったまま残っているという読者の方からの声をいただくことも多い小説です。
ガラケー全盛期の10代の若者たちの「すり切れるようなせつなの恋」をつづった原作が、スマホに移行した現代、井樫監督の美しい世界観でどんな映像作品になり、見てくださる方々の心にどんなふうに刺さるのか、公開を楽しみにしています。
ぜひ、ご期待ください。
2021年春、テアトル新宿ほか、全国公開
出演:優希美青 井上祐貴 ほか
監督・脚本:井樫彩
原作:「NO CALL NO LIFE」壁井ユカコ(角川文庫刊)
(C)2020映画「NO CALL NO LIFE」製作委員会
公式Twitter: @ncnl_movie