NHKは10月5日(水)昼3:00より「NHK映像マップみちしる~新日本風土記アーカイブス」で視聴者からの写真とコメントを募集する。「みちしる」はNHKがことしの7月27日にアーカイブス映像の社会還元を目的とし開設した動画視聴Webサイト。地図上に表示されたマークをクリックすると、その地に関係した紀行番組などを再編集した、3分程度の映像が流れるのが特徴となっている。この地図検索のほか、番組ごとの検索や都道府県ごとの検索、「季節」「歴史・文化」「年代」などテーマごとの検索機能も搭載。サイトには9月21日現在666本の映像がアップされている。
写真の投稿は「みちしる」にアップされている個々の動画や特集にちなんだものを募集。各動画ページや特集ページに設定されている「自分の写真を投稿する!」ボタンをクリックし、利用規約に同意すれば投稿画面が出る。あとは、必要な情報と自分が旅行先などで撮影したたくさんの人に見てもらいたい自慢の写真を送信すればいいだけ。一方、コメントの投稿はそれら視聴者から寄せられた写真に対するものを募集。各写真の脇にある「コメントをする」ボタンをクリックし、フォームにコメントを書き込んで送信すれば投稿できる。投稿スタート時の特集は、現在展開されている「復興にむけて みちのくの民謡」「大河ロマン 歴史を訪ねて」「日本の鉄道『みちしる』でゆく鉄道の旅」「震災から半年 みちのくに思いを寄せて」「日本を味わう ふるさとの味をめぐる旅」と、10月5日から始まる新企画「鉄道の旅 車窓の記憶を訪ねて」の計六つ。その後、10月19日(水)からは日本の「城」をテーマにした特集を立ち上げるなど、これからも月に2企画のペースで特集を拡充させていく予定だ。
開設から9月20日までの2カ月足らずで累計アクセスが1000万回を上回ったという「みちしる」。NHKでは今年度末までには映像を約1500本にまで増やし、「視聴者と共に日本各地のさまざまな映像や写真、情報に触れることのできるサイトへ育てていきたい」としている。
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