石原さとみの苦手なものは? 「ヤツはやるな」と警戒!?
テレビ東京より3月14日(水)に放送される「向田邦子ドラマスペシャル『蛇蠍(だかつ)のごとく』」の囲み取材が3月12日に行われ、市村正親、石原さとみが登場した。
スペシャルドラマの放送は’81年、飛行機事故で急逝した作家・向田邦子の没後30周年を受けてのもの。今回は、昭和の設定でもある本作を平成の現代にアレンジ。主演の市村は、娘やその不倫相手妻に対し、葛藤を抱く鉄鋼会社勤務の吉田を、石原はその娘・塩子を演じる。
石原は「台本を読んで、重い現場になるのかなって思ったんですけど、市村さんも黒木瞳さんも現場で、明るく気さくに話しかけてくれてました。こんなに明るい現場で、こんなドロドロした作品ができるのが不思議でしたね(笑)」と、現場が楽しかったと市村に感謝した様子。すると市村も「非常に強烈な個性、ハードな演技力。この若さにしてこれだけの演技力を持っているのはすごい! 今回の作品をきっかけに、またお仕事ができたらなと思っています」と石原を絶賛し、ドラマ同様の掛け合いをみせた。
また本作のタイトルになっている“蛇蠍(だかつ)”は「嫌うなもの・苦手なもの」という意味。石原は記者からの「苦手なものは?」との質問に「蚊です(笑)。本当にさされるんですよ…。夏が来なければいいのにって思うくらい。強敵です! ヤツはやるな(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。
最後に市村は「向田邦子作品は時代に関係ないドラマ。この作品に参加できて幸せでした。これをきっかけに向田邦子作品で、またお仕事があればいいと思います。向田邦子は永遠に不滅です!」と作品をアピールし、会見を締めくくった。
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