右京&尊コンビ最初で最後の劇場版!「相棒 劇場版II」が地上波初登場!!
テレビ朝日系では、5月6日(日)に伝統の映画枠“日曜洋画劇場”の45周年特別企画として「相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」を地上波初放送。'00年のドラマ初放送から10周年を迎えた節目の年に制作され、水谷豊扮する杉下右京の2代目“相棒”神戸尊(及川光博)にとっては最初で最後の劇場版となった記念すべき作品がお茶の間に登場する。
今作では、警視庁本部内で前代未聞の人質ろう城事件が発生。人質となったのは田丸警視総監(品川徹)、長谷川副総監(國村隼)をはじめとした12人の幹部たち。現場の会議室は機動隊と特殊捜査班(SIT)によってすぐに包囲されるが、犯人の動機は不明で要求もないまま。偶然、犯人の男と遭遇した尊(及川)と、尊から連絡を受けた右京(水谷)がいち早く事件に気付き、会議室内の様子を把握しようと、鑑識の米沢守(六角精児)らの協力を得て、ある奇策に出る。その後、犯人が元警視庁刑事の八重樫(小澤征悦)であることが分かり、籠城前に尊が八重樫から助け出した女性が総務部装備課の圭子(小西真奈美)であることも判明。
そんな中、指揮を取る中園(小野了)らの指示でSITと機動隊員たちが強行突入して12名の人質は無事保護され、事件は終息。したかに見えたが、八重樫は突入の混乱の中、何者かに射殺されてしまう。謎が深まる中、大河内監察官(神保悟志)の事情聴取に対し、12人の幹部たちはあいまいな答えを繰り返す。幹部たちに疑問を抱いた右京と尊は、角田課長(山西惇)らの協力を得て、独自に幹部への聞き込みを開始。やがて籠城事件の“真実”に、八重樫や圭子が関わっていた過去の大きな事件に関する衝撃の真相が隠されていたことが明らかになる。
及川演じる尊が3月21日に終了した「相棒season10」で特命係を卒業したことにより、本作が右京&尊コンビの最初で最後の劇場版となった。また、岸部一徳演じる小野田官房室長がある人物の手によって刺殺されるなど、クライマックスまで衝撃の展開が続く。“相棒”ファンだけでなく、初めて見る人でも楽しめるエンターテインメント大作となっているので、ゴールデンウィークのラストを締めくくるにはピッタリと言えそうだ。
5月6日(日)夜9:00-11:19 テレビ朝日系で放送