大沢たかお“隊長”が北極を語る!!
NHK BSプレミアムで放送される大型自然ドキュメンタリーシリーズ「大沢たかお 神秘の北極圏―光と闇の旅―」の記者会見が3月18日に同局内であり、ナビゲーターを務める大沢たかおが出席した。
同番組はこれまで撮影が困難とされてきた北極と南極、二つの極地の大自然を最新の機材を用い3年間にわたって撮影。大沢は昨年の南極に続き今回は北極を訪れ、オーロラやホッキョクグマの親子を追う。
番組ナビゲーターを務める大沢は「ことし1月の後半から北極圏、カナダとノルウェーの方から入っていってオーロラや動物など、北極圏の神秘を撮影してきました。去年、南極へ行って特別な経験をさせていただきましたが、それ以上に特別で、過酷な経験をさせていただきました」と挨拶。
前回の南極は夏季だったが、今回の北極は冬季で、寒さが厳しかったと話し、「マイナス30、40度だったので(寒さのあまり)もう立っていられなかったですね。立っていると足から冷たくなってきてしまいますし、手も動かなくなってきてしまうので、常に身体を動かしてないといけない。この間行ったノルウェーだとスノーモービルで移動するんですけど、スノーモービルに乗ると風を受けるのでマイナス30度くらいのところにいても体感はマイナス50度くらいになってしまい、すぐ鼻が使えなくなるんですよ。スタッフの中には鼻がただれた人もいました。結局僕も鼻の中が凍ってしまって、そこからひび割れて血がすごく出てしまうんです。そういう普通の暮らしの中ではなかなか無いようなことがあって、毎日ギリギリのところにいるんだなと感じました」と北極のエピソードを語った。
また、撮影の中で大沢は特攻隊長のような立ち位置だったらしく「(ホッキョクグマは)何日間も見つからなくて、撮れたのは最終日なんですが、さすがに近づくのが危ないということで、僕とガイドの方とライフルを持ってなぜか先頭に立たされました(笑)。これを撮らないと日本に返してくれないような雰囲気だったので、一か八か後ろ髪を引かれる思いで向かいました」と苦笑い。
最後に、南極、北極と冒険し、次はどこへ行きたいかと聞かれると、「北極から帰ってきたばかりでダメージを受けているので、身体が回復してから考えます(笑)」と笑いを誘った。
3月31日(日)夜8:00-9:00
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4月13日(土)夜9:00-11:00
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全てNHK BSプレミアムで放送