「アメトーーク!」10周年! 雨上がり決死隊とプロデューサーが語る、番組長続きの秘密とは?
現在「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の番組10周年を記念し、3週にわたって「10周年記念アメトーーク大賞」を放送中。1週目の4月11日放送では、自称“芸能界一アメトーークを愛する男”出川哲朗の解説付きで番組の歴史を振り返った。2週目の18日(木)では番組名物の“くくり芸人”一覧など10年間のおさらいを、3週目の25日(木)放送では歴代10年分の流行語をランキング形式で放送する。司会の雨上がり決死隊と加地倫三プロデューサーが、番組が続いてきた秘けつなど、10年間の思いを語った。
――ここまで番組が長続きした要因は何だと思われますか?
加地倫三プロデューサー「ゲストの芸人さんがみんな、自分の冠番組でも、レギュラーでもないのに、パーソナルな部分をさらけ出してくれる。そこはすごく大きな要因だと思います。もちろん、それは雨上がり決死隊の二人の人柄あってのことだと思いますけど(笑)」
蛍原「慌てて付け足したな(笑)」
宮迫「でも正直、普段から仲がいい芸人が多いんで、その関係性がそのまま番組に持ち込まれてるだけ、みたいな感じなんですよね」
加地「(品川庄司の)品川が言ってたのは、『安心して預けられるし、気も遣わない。雨さんって、ちょうどいいんです』って(笑)」
蛍原「失礼な話やけど、でも、ほんまにその通りやと思うわ」
宮迫「(笑)。この番組のメンバーは、ゲストだけやなく、スタッフも含めて、いい意味で“悪ふざけ”が楽しくできる仲間やと思うてるんです。その信頼関係はやっぱり一番でかいと思いますね」
――ターニングポイントになった企画は何でしょうか?
加地「『メガネ芸人』じゃないですか?」
蛍原「そうね、あそこから『○○芸人』っていう“くくり”の形が定着していったわけやから」
宮迫「本番中、(おぎやはぎの)矢作の『メガネはブラジャーと一緒だ』みたいな一言がきっかけで、急にミニコントが始まってね。誰かがメガネを外すと、みんなで一斉に隠すっていう(笑)」
加地「さっき宮迫くんが言った、“悪ふざけ”みたいな空気は、あの回が原点なのかもしれませんね」
――今後やってみたい企画は?
蛍原「僕は競馬が好きなんですけども、『競馬芸人』はもうやってますんで、今度は『オルフェーヴル芸人』とか、どうでしょう?(笑)」
宮迫「僕は『ハゲ芸人』ですかね。最近、若手芸人でもハゲてる奴がむちゃくちゃおるんで。僕はもう克服しましたけれども(笑)」
――では、番組の今後の展望を。
宮迫「僕も一度死にかけましたし、いろいろと乗り越えてきたんでね、こうなったらもう、ジジイになってもこの番組は続けたいなと」
蛍原「僕もやっぱり長く続けつつ、それでも守りに入らず、どんどん変化していきたいと思ってます」
加地「そうですね、飽きられないように、より長く。このチームは絶対に解散させたくないので」
10周年記念アメトーーク大賞
4月11日(木)、4月18日(木)、4月25日(木)
夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
「アメトーーク!」
毎週木曜 夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送