「ダブルス~二人の刑事」がいよいよ最終回! 中込プロデューサーが見どころを独占告白!!
6月13日(木)に最終回を迎える木曜ドラマ「ダブルス~二人の刑事」(テレビ朝日系)が、最終回の数日前にクランクアップ。最終回では伊藤英明、坂口憲二を筆頭に重厚なメンバーが織り成してきた骨太刑事ドラマに決着がつく。同局の中込卓也プロデューサーは「クランクインの時は、伊藤さん、坂口さんが一人ずつクランクインしたのですが、今回は0係、1係ほぼ全員でオールアップを迎えることができました。あんなにいっぺんに大勢の人がクランクアップを迎えることはなかなかないので、感慨深かったです」と“最後の瞬間”を振り返った。
同ドラマの舞台は凶悪犯罪の頻発する東京・新宿。全国一忙しく厳しいといわれる新宿中央署に新設された刑事課特殊係(=0係)で、山下(伊藤)と田代(坂口)という二人の刑事が活躍する姿を描く。0係は警視庁管内でも選りすぐりのメンバーを集めて作られた部署…という触れ込みだが「何事もゼロベースで見直す」が口癖の新宿署署長の肝入りで作られた部署の揶揄といううわさも…。その中で、一見細かいことは気にしない能天気タイプの山下刑事と真面目な熱血漢タイプの田代刑事が、時にぶつかり合いながらも固い絆で事件に挑んできた。
最終回では、副署長・大田(風見しんご)の情報漏えい疑惑を捜査していた涼子(内田有紀)が凶弾に倒れる。直後に、山下と田代が内偵していた大田の情報提供者である大手ゼネコン社長・大崎(団時朗)の息子・勝也(金子賢)も銃を手に死亡。安田(梨本謙次郎)に続き、事件の手掛かりとなる人物がまた一人姿を消す。鑑識の結果、勝也が持っていた銃が涼子襲撃に使用されたことが判明。山下は、勝也が請け負っていた大規模な再開発事業に絡み何かしらの不正を働いている黒幕が、口封じのために殺人を重ねていると考える。だが、新宿中央署は勝也の死を自殺と発表。前川署長(橋爪功)ですら屈せざるを得ない強力な外圧により、山下らは捜査継続の道を絶たれるが、涼子は撃たれる直前に第3の男の存在を目撃したと証言する。何者かの圧力により捜査中止の命令がかかる中、前川(橋爪功)は新宿署をあげての捜査の続行を許す。三枝子(室井滋)たち1係も協力し、ついに再開発事業の裏側が明らかになる…というストーリー。
これまでの撮影を振り返り、中込Pは「常に二人(伊藤・坂口)に支えられた現場だったかな。具体的に言うと、すごく二人がスタッフに気を遣ってくれて、差し入れをしてくれたり、食事会を開いてくれたり、Tシャツを作ってくれたりしたことかな。主役っぽい主役だよな、と思いました。印象に残っているシーンは、イベントで言えば(第7話の)ケツメイシかなぁ。なかなかドラマでできるスケールのものではなかったので、できたことは印象に残っています」と感慨深く語った。
最終話の見どころを「9話まで見続けてくださった皆さんの期待に応えられる内容になっています。関係者一同が“ダブルスらしい”最終回を目指して作ったものですので、ぜひご覧になってください。最後の最後に、二人に中学時代に何があったのかという伏線にも触れています!」と告白。また、続編については「準備はできているのですが、あとは皆さんが背中を押してくださるかどうか…です。二人は続編のシャワーシーンのために、体作りを始めています。ちなみに僕も…(始めています)」と笑顔で明かした。
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系にて放送中