元巨人・駒田と元近鉄・加藤が24年前の因縁の真相を激白
1月11日(土)に放送される「お願い!ランキングGOLD 特別編 大きなお世話TV」(テレビ朝日系)で、プロ野球界では有名な“因縁”がある元読売ジャイアンツ・駒田徳広と元近鉄バファローズ・加藤哲郎が共演することが分かった。二人がスタジオで対面し、約24年ぶりに騒動の真相について口を開く。
「大きなお世話TV」は、破局してしまったカップル、不仲で解散したグループのメンバー、ケンカで遺恨を残している人たち、因縁のライバルなど、何らかの原因で長らく共演していない人々をスタジオに呼び、当時のことを面と向かって話してもらおうという“禁断の新企画”。駒田と加藤のほか、5年前の「番組お蔵入り事件」で亀裂が入ったキャイ~ン・ウド鈴木とカルーセル麻紀や、約23年前の「紅白歌合戦」(NHK総合)での暴言事件以来分かり合えていない元チェッカーズ・鶴久政治と森口博子が登場する。それぞれ今だから聞きたいことを相手にぶつけつつ、真の和解に向けて歩み寄る。
駒田と加藤の“因縁”のそもそもの発端は、'89年秋の巨人と近鉄による日本シリーズ。3連勝で日本一に王手を掛けた近鉄の投手・加藤は、第3戦のヒーローインタビューで「(巨人は)大したことなかったですね」と挑発。ところが、その後の3試合で巨人が3連勝し、日本一の決定は最終戦までもつれこんでしまう。そして迎えた近鉄の本拠地、大阪・藤井寺球場での第7戦。先発の加藤から先制ホームランを打った駒田は、ダイヤモンドを一周する途中、三塁ベース付近で加藤に向かって「バ~カ!」と叫ぶという“倍返し”をしたことから、プロ野球ファンの間では今も語り継がれる因縁の騒動となった。別スタジオで爆笑問題とウエンツ瑛士がモニタリングする中、そんな二人がスタジオで24年ぶりに騒動の真相を語る。
対面直前、駒田は「騒動の後に(加藤と)1、2回お会いしたことはあるんですが、深い話はしていませんね。お互いに謝ることもないし、謝られることもない。当時、ジャイアンツが名古屋から西へ遠征に行く時は、より強いファイティングポーズを取っている気持ちでいましたから、悪いことをしたという気持ちはなかったですね」と明かす。加藤との久々の対面にも「久しぶりにファイティングポーズで臨もうと思います」と、強気の姿勢は崩さない。
一方「(騒動については)今でもいろんなところで言われます」という加藤は、事前に田中裕二から「駒田に会いたい?」と聞かれ、「別にどっちでもいいです。怒ってはないですけど…」とぶ然とした態度で言い放った。
その後、スタジオで顔を合わせるなり駒田が「これはね…ハッキリ言います。飲まなきゃやってられない」と苦虫をかみつぶしたような表情に。対する加藤は「駒田さんの発言は後でVTRを見て気づいたんですけど、もし聞こえていたら次の打席で間違いなく(駒田にボールを)当ててましたね。ただ、あの試合で日本シリーズは終わってしまったんで(当てる機会がなくなった)」と本音を明かした。
その後も次々と赤裸々に胸の内を口にする二人は、最終的にきちんと“雪解け”を迎えることができるのか!? それ以前にこの対談は平和に進行することができるのか、プロ野球ファンならずとも必見の“舌戦”が幕を開ける。
1月11日(土)夜6:56-8:54
テレビ朝日系にて放送