「R-1ぐらんぷり2014」直前インタビューPART11【おぐ(ロビンフット)】
一人芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2014」の決勝が、3月4日(火)の夜7時からフジ系で放送される。放送直前に、12人の決勝進出者にそれぞれ直撃。第11回目のインタビューは、芸暦15年目の苦労人・おぐ(ロビンフット)。「R-1ぐらんぷり2014」の決勝会見では、借りたお金を返したいと宣言するなど苦労人ぶりがにじみ出ていたおぐの決勝にかける思いを聞いた。
――決勝初進出を果たした現在の気持ちはいかがですか?
フワフワしていますね…長い間暗い地下にもぐっていたので、華やかな舞台で目がチカチカしています。地下生活では、もう売れることしか考えて無かったです。(今大会で)地上にちょっと顔を出せたかなと。
――'11年、'12年は出場せず、出場した'13年も1回戦敗退。この戦績から、いきなり決勝進出を果たしたというのは、何か特別な変化があったのですか?
昨年はコンビのネタをピンのネタに(アレンジ)してやっていました。でも、これじゃダメだなと思って、ことしはしっかりと頭を使って「R-1ぐらんぷり」のためにネタを作りました。ただ、(ネタ中に流すツッコミのテープを)吹き込みした後輩が10人いるので、みんなから「“R-1”じゃない! “R-11”だ!! ズルイ!!!」と言われています(笑)。
――賞金500万円の使い道は?
そうですね。(ネタのための)音源を録る時も、(参加してくれた後輩に)ケータリング一切なし、交通費なしで、手ぶらで帰らせるというのを月1回やっていましたね。それで、ちょいちょい文句が出ていました。(賞金を獲ったら)全員に1万円を渡そうかと思います(笑)。
――ファイナリストになって、周囲の仲間からはどんな言葉を?
携帯電話を見るのが楽しみ過ぎて、インタビュー前に携帯電話を(あえて)置いてきました。18年分の(お祝いの連絡が)来るのかな…って。みんなに本当にお金をいっぱい借りているので、賞金足りるかな(笑)。
――出場していなかった「R-1ぐらんぷり」に出場しようと考えたきっかけは?
コンビで出場する大会は漫才もコントも出ていたんですが、ずっと1回戦、2回戦で負けていました。それで、出られる大会には何でも出場してみようと思ったからです。これまでは「コンビで行く!」という気持ちが強かったです。
――初の決勝進出という意味で、周りからは怖い存在だと思われているのでは?
(手の内が)バレていないので、そこは強みかもしれないですね。でも、「急に(決勝戦で)ウケなくなることもある」と、キャプテン渡辺('12年に決勝戦出場)が言っていました(笑)。他にも、AMEMIYA('12年に決勝戦出場)とか決勝戦を経験している者が周りにいるので、結構リサーチはしています。まあ、急にウケなくなることはそうはないと、周りは言ってくれていますけど…。
――決勝戦にはどんな気持ちで臨みたいと思いますか?。
僕のネタはしゃべったりせず、決まったものを(テープで)流すので、タイミンブだけはずれないようにしたいですね。タイミングがずれてしまうと全くウケないので…後は、やるだけです!
3月4日(火)夜7:00-8:54
フジ系にて放送
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