「出没!ジャパンですよ。」で金子貴俊がタイの小学校の先生に!?
6月29日(日)夜9時よりTBS系で放送される「出没!ジャパンですよ。」で、“派遣ティーチャー”として、タイの小学生に日本の文化を伝える授業を行った金子貴俊にインタビューを行った。
収録を終えた直後の感想を、「タイで“日本”という授業をしたことで感動がありました。見た人にも影響を与えられる番組だと思います。実際に自分が経験したからこそ、得るものがたくさんありました」とコメント。
当初、行き先がタイと聞いて、「ロケで何回か行ったことがありますが、タイの子供たちの知識がなかったので、自分が日本の先生として授業をするワクワクと不安が入り混じっていました」と緊張の面持ちでタイへ。
子供たちとの交流の中で、思い出に残ったことについて、「学校でロケをしていると、自然と子供たちが集まって『カネコ』コールが巻き起こりました(笑)。僕を好意的に思って受け入れてくれたんだと感じてうれしかったです。帰るときもみんなが『サワディカップ!(さようなら)』と大きな声であいさつして帰っていく。学校全体が大きな家族のように感じました」と語った。
また、タイの印象を「自由なイメージがあったのですが、タイの子供たちは、授業中はしっかりとした姿勢で先生の話を聞いていて、前向きに勉強に取り組んでいました。伸び伸びするときはどこまでも伸び伸びしていて、その振り幅にびっくりしました」と告白。
“先生”ということで意識した点を尋ねると、「声のトーンや表情、ジェスチャーですかね。専門的な知識がない分、まずは子供たちに好かれないと(いけない)なって(笑)。子供番組の歌のお兄さんをイメージして、押し付けるのではなく、話を聞いてもらう状況を作るように意識しました。あとは違う意味で伝わることがないように、通訳しやすいテンポで話しました。例えば『ドテラ』だと、『ド』『テ』『ラ』と単語を区切って発音したら、復唱してと言わなくても自然と復唱してくれました」と笑顔を見せた。
日本が素晴らしいと思う部分を質問すると、「日本に四季があるからこそ、景色の違いや食べ物の豊富さ、ライフスタイルの多様さがある。タイだと年中暑いのでファッションなどが限定されがちですが、日本はいろんな楽しみ方があるし、だからこそ世界とつながりやすいのかなって。どこかしらに日本と共通する部分が世界の国にはあるはず」と語った。
最後に番組の見どころについて、「あらためて日本の良さが分かるのと同時に、世界の素晴らしさが分かる番組です。たとえば2020年の東京オリンピックで外国の方がいらっしゃったときに、この番組を見ていただけていたら、タイの人ってこういうの好きだったなって会話になると思うんです。そのきっかけになったらなって思います」とアピールした。
6月29日(日)夜9:00-10:48
TBS系にて放送