優待生活・桐谷広人さんの財布の中身を激写! 図書カードだけで50万超!!
生活費を「株主優待券」でまかなう、驚くべき生活スタイルがテレビ番組で紹介されたことを機に、一躍人気者になった「桐谷さん」こと桐谷広人さん64歳。将棋士として2007年まで活躍していた桐谷さんだが、今では書籍「桐谷さんの株主優待生活」、そしてさらにパワーアップした書籍「桐谷さんのもっと儲かる株主優待生活NISA対応版 」(共にKADOKAWA刊)も発売されるなど、人気は増すばかり。取材をしたこの日も都内のキデイランドで、サイン会を実施。もちろん自転車で現れた桐谷さん。サイン会には、まさに老若男女、多くのファンが足を運び桐谷さんに差し入れをする方も。中には結婚について尋ね、あわや立候補!?という女性もいた。
そんな周りの反応をどのように受け止めているかを尋ねると―「ありがたいです。ほかにもテレビに出たりもしていましたけど、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)に出たらブレークしたみたいで。みなさん、見てくれてこうしてきてくれてうれしいですよね。テレビはできれば出たくないけど、出て良かったなぁ、と思いましたね。うまく使っていただいて(笑)」
桐谷さんが、そもそも株を始めたのきっかけは将棋にある。「東京証券会館ビルというのがあって、その6階が趣味の部屋で。そこで昭和54年から、夕方から8時まで将棋部の指導をしていたんです。僕は、株をやる人はギャンブラーだったと思っていて絶対にやらない、と思っていたんだけど、5年くらいたったときにある証券会社の人と出会って、お付き合いで株を買ってもうかったんです。人って上達すると楽しくなるんですよね。それで1億円くらいもうかったけど、バブルがはじけちゃって…」。
落ち込み、引きこもり生活もしていた桐谷さんだが、テレビ出演が60歳をこえた彼の人生を変えていくことに。サイン会のときから、ファンと「~夜ふかし」の撮影があって、と話していた、そのスケジュールを問うと「9月2日に富山で公演、3日が大阪でサイン会のイベント、4日が名古屋、5日が広島で公演で、そんな中に『~夜ふかし』の撮影が入ったんです。2日に富山に泊まって3日の15時に大阪に入る予定だったんですけど、その間にロケ。朝6時12分の富山発のサンダーバードに乗って、9時半くらいに新大阪についてすぐに新幹線のぞみに乗って、岡山に10時30分に着いて。着いたらテレビのスタッフが待ってて、すぐにタクシーに拘束されて、鷲羽山という所まで行って撮影をして終わって、すぐに13時何分かの新幹線を取ってあったんだけど乗り遅れて。その9分後にまた新幹線が来たから、それにのって新大阪についてさらに大阪駅に行って、15時数分後にサイン会会場に入ったという」と、ものすごい記憶力で教えてくれた。そんなハードなスケジュールも自分ですべて管理しているという。
そして、サイン会中も背負っていたリュックには優待券が入った財布が。「僕はバックも持ちますが、糖尿病だから歩いた方が良くて。両手を振って歩くためにリュックなんです。優待券は使いやすいように分けています。今月中に期限が切れるようなものを手前にしています。消費税が5%のときはうまく計算して0円にできたんですけど、8%になってからうまくいかないですね。電卓持っていかないと。だから何十円かは払う覚悟で、食べたり買い物をしています」