住職、鯉、ラーメン…業界紙のスクープ大賞が決定!
12月28日(日)、「ギョギョ!業界スクープ大賞 2014」(関西テレビ)が放送される。同番組では、多種多様な業界紙の中から'14 年のスクープを一挙に公開し、ことしの業界紙スクープ大賞を選ぶ。
創刊から40周年を迎え、仏教界ならびに全宗派において絶大な信頼を得ている実務誌「月刊住職」(興山舎)からは、“今さら師匠に聞けないこと”や“幽霊を見た人とどう向き合うか?”など、思わずクスッと笑ってしまうスクープのエントリーが。審査員のいとうせいこうが「その世界では有名」と評した同誌は、僧侶以外の購読者も多いのだそう。また、現役の住職で同誌編集長・矢澤澄道氏が紹介する“ユニーク和尚ベスト3”では、あまりにユニークな和尚が登場し、スタジオが騒然となる。
関西で活躍する元気でパワフルな経営者やユニークな取組みを行う中小企業にフォーカスを当てた「Bplatz press」(大阪産業創造館)からのエントリーでは、イケメンな“ゲンバ男子”が続々登場。3K(=きつい、危険、汚い)と言われる厳しい環境の中で黙々と働く男前たちのベスト3が紹介される。これを見たクリス松村は、「なんで私をロケに行かせないのよ!」とスタッフにご立腹(!?)。
また、番組スタッフが、新しい視点でラーメンを伝える情報誌「ラーメン新聞」(日本食糧新聞社)の編集長・岡安秀一から驚きのラーメン店情報を聞き出し、実際に調査も行う。「日刊葬儀新聞」(日刊葬儀新聞社)からは、葬儀業界を騒がせる“デコ骨壺”や“あの世のマンション”の話題が。ほか、鯉愛好家のバイブル「月刊錦鯉」(錦彩出版)、奇術師たちの愛読書「奇術界報」(日本奇術連盟)などさまざまな業界紙から'14年の大賞候補となる話題がエントリーされる。
収録を終えたMCのビビる大木は「こんな変わった業界紙があるんだと驚きました。でも、いろいろな仕事や、それぞれの趣味があるので、多様なジャンルの業界紙があっても不思議ではない。今回紹介した『月刊住職』は月刊誌なので、毎月ちゃんと話題があるのかなと心配に…。でも、あるみたいなので、さらに驚きましたよ(笑)。年に12冊も発行されているのに、毎月住職やお寺に関するネタが尽きないってことですもんね。僕は、2年くらいで話題が尽きちゃうのかなって思ってました。話題が豊富なことはもちろん、それを読む人がいるからこそ発行され続けるんだって」としみじみ語った。
そして、自身の愛読する業界紙について「唯一毎月買っている雑誌は、ミステリー・オカルトマガジン『月刊ムー』(学研)。創刊35年ですが、ミステリーとオカルトの話題だけを35年間も毎月追いかけ続けるってすごいですよね!内容の真偽は抜きにしても、それはすごいなぁと。例えばですけど、“今月UFOのネタないよ、どうしよう”って月もあったと思うんですよ(笑)。何年かに1回は大ネタを出さないと読者は喜ばないですしね。創刊400号とか区切りのいい号では、必ず分厚い特集を組むので、ネタをどうやって調節してるんだろうって、気にしてはいるんですけど…。大ネタはここぞって時のために取っておくのかな?とか、そういう裏側も想像しながら、読むと業界紙って奥が深いですよね」とコメント。
最後に大木は「この番組は深夜の放送なので、家でのんびりしながら気楽に見てほしいです。途中途中少し見逃しても、面白い番組ですから。思わず、業界紙を買ってみたくなるかもしれないですね」と見どころをアピールした。
12月28日(日)夜0:59-1:54
関西テレビで放送
MC=ビビる大木
審査員=いとうせいこう、井森美幸、クリス松村