「花燃ゆ」佐藤隆太にインタビュー!「前原は雑草魂」
NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」(毎週日曜夜8.00ほか)に前原一誠役で出演している佐藤隆太にインタビューを敢行。役柄や撮影現場の裏話について語ってもらった。
前原の人物像について佐藤は「雑草魂を持っている」と表現。「馬から落ちて、足に大けがを負ってしまって、そういう傷があるからこそ、人の痛みもすごく分かる。そして、そのコンプレックスがある分、負けないようにと力強さを持った方だと思います」と分析した。
また、好きなシーンとして「初めて前原が松下村塾に来たシーン」(3月15日(日)放送 第11回)を挙げ、「最初は10日ほどの滞在で短いんですよ。でもそこで光を見つける。彼のターニングポイントになってるんですよね。やりがいもありましたし、楽しかったです」とコメントした。
また、男性ばかりの松下村塾の撮影現場について「楽だし、楽しい。今日も、『いや~男だけでこういう話をしているのって楽しいよなあ!!』と、みんなで盛り上がっていました。内容はくだらな過ぎて、ここでは言えないですが(笑)」とにぎやかな雰囲気をアピールした。
「現場にお菓子ボックスがあるんですが、(井上)真央ちゃん(杉文役)が、自分でそこにお菓子を補充してるんですよね(笑)。『そこすら人に頼まず、自分でやるか』と。すてきだなって思いました」と主役のけなげな姿に魅了されたエピソードを明かした。
■前原一誠は松下村塾の塾生で、過去に落馬したため、足に障害を持っていた。明治維新後は、越後府判事(現在の新潟県副知事)など要人にまで上り詰める。困窮した農民への年貢半減など市民への政治手腕は発揮したが、徴兵制度をめぐり、木戸孝允(桂小五郎)らと対立。その後、「萩の乱」を起こす首謀者となり、即座に鎮圧され処刑されるという、文字通り“栄枯盛衰”を生きた人物だ。
毎週日曜夜8.00-8.45ほか
NHK総合ほかにて放送