反町隆史が天涯孤独の刑事を演じる!
反町隆史が5月放送予定のドラマスペシャル「迷宮捜査」(テレビ朝日系)で主演を務めることが分かった。
「迷宮捜査」は、二つの一家惨殺事件の真相を追う刑事・名波(反町)を主人公にした警察ミステリー。原作者の緒川怜氏は、'13年に椎名桔平主演でドラマ化された「冤罪死刑」でも知られている。
7歳の時に、火事で両親を亡くし、妹とも生き別れた過去を持つ名波は、東京・品川で起きた一家惨殺事件の生き残りの少年を気に掛ける。しかし、容疑者逮捕には至らず、1年後、同一犯と思われる一家惨殺事件が再び起きてしまう。
名波は、事件を追う中で、有名ピアニストとなった妹に付きまとう雑誌記者の存在に気付く。男は、ある事情から名前を変えて生活している妹をゆすろうとしているようで、名波は男と対峙(たいじ)することを決める。
共演者には、名波の妹・有希子役に貫地谷しほり、名波が信頼する上司・鷹栖役に高橋克実、名波とコンビを組んで事件を捜査する香川役に八嶋智人と実力派キャストが顔をそろえた。
主演の反町は、刑事・名波という役について「これまで演じた刑事役は個性的なタイプが多かったのですが、今回の主人公・名波洋一郎は強烈にキャラクターが濃い男ではありません」と語った。
続けて「でも、彼の根底には、幼いころに両親を亡くし、妹とも生き別れてしまったという過去があります。そこから生じた家族に対する愛情への飢えのようなものそれをベースに役柄を掘り下げていきました」と、今回の役作りについて明かした。
共演者については「貫地谷さんが演じた有希子は有名ピアニストという設定ですが、ピアノを弾く姿が美しく、とても上手で、思わず見入ってしまいました。ピアノは初めてということだったので、とても驚きました」と練習を重ねた演技に感心した様子だった。
最後に作品の見どころを聞かれると「名波としても崖から突き落とされた気持ちになるような展開があり、謎解きがよく描かれたサスペンスです。これでもかこれでもかという“ミスリード”に翻弄(ほんろう)されながら、謎解きを楽しんでもらいたいですね」と魅力をアピールした。
5月放送予定
テレビ朝日系にて放送