指原莉乃「売れたらマンションが買える!」
8月19日(水)夜10時55分から、NHK総合にて放送される「指原(さし)ペディア~マンガの“バカ売れ”を検索せよ~」(仮)。HKT48・指原莉乃が、“知りたいけど聞けないこと”に迫る“検索”情報バラエティーだ。
番組の内容は、ことしのAKBグループ総選挙でトップに返り咲いた指原が、芸能界サバイバルに役立つ情報を集めようとパソコンを特注。部屋に届いた、上から目線で話し掛けてくる謎のパソコン (声:船越英一郎)に導かれ、累計1300万部のSF漫画「テラフォーマーズ」の舞台裏、’70年代に「ど根性ガエル」(ともに集英社)を大ヒットさせた作者の“その後”など、漫画業界の裏側を学んでいく、というもの。
指原の部屋を、「まじかるタルるートくん」(集英社)などで知られる江川達也や、現役の漫画雑誌編集者軍団が訪問。指原は、“原稿料の話”や“ヒットの法則”を遠慮なく質問していく。さらに、指原はパソコンの力で部屋からワープ。「カイジ」シリーズ(講談社)の福本伸行らに会いに行き、創作活動の苦悩などを聞き出す。
収録を終えた指原は、「冠番組が久しぶりで、自分一人で進められるかドキドキしていたのですが、今回は船越さんにMCをやっていただいたような感じで、安心して楽しめました」と感想を語った。
人気漫画家・現役編集者から直接話を聞いたことで「バカ売れするというのは、漫画家さんにとってとても大変なことで、努力はもちろん、構成をしっかり練らないと売れないんだな、とあらためて感じました」と漫画家の苦労を実感したという。
「普段から自分の人生について考えることが少ないのですが、皆さんのお話を受けて、もうちょっと将来について考えようと思いました。計画性のある人生を送りたいです」と考え方も変わったとか(「という」が続いているので)。さらに、「江川さんの話を聞いて、“売れたらマンションが買える”というモチベーションができましたね!」と大いに刺激を受けた様子。
アイドル業に加えて、女優業、さらに自身が所属するHKT48のドキュメンタリー映画「DOCUMENT OF HKT48」(来年公開)では監督業にも挑戦する指原。しかし、意外にも「自分から『これをやりたい』ということがあまりなくて、いつも『これやってみて』と言われてやるんです。芸能活動は秋元(康)さんに完全に任せています」という。一方、プライベートでは「ゴルフがやりたい!」と意欲を見せていた。
漫画業界のさまざまな裏話を聞いた今回。指原に“アイドル界の裏話”を聞いてみると「食いっぱぐれる子が多いんです」という答えが返ってきた。やはりアイドルも苦労が多いのかと思って聞いていると「お金がなくて…ということではなくて。人数が多いので、楽屋の差し入れなどが、後輩が遠慮している間になくなってしまう」のだという。
「でも、私は、昔から先輩が取る前に取っていました。アイドル業界も、そういうサバイバル精神が大事なので(笑)」と、並み居る先輩たちをかき分けてNo.1の座をつかんだ彼女らしさを見せていた。
最後にあらためて番組の見どころを聞くと「“あの漫画に隠されたお金の話”などを紹介します。漫画のファンの方はもちろん楽しめると思いますし、漫画家を目指す小中学生にも『こういう明るい未来があるんだよ』と教えてくれる番組になっていると思います。老若男女たくさんの人に見てほしいです」とアピールした。
8月19日(水)夜10:55-11:20
NHK総合で放送