浜ちゃんが22年ぶりにABC本社で収録!芸人を発掘
ダウンタウンの浜田雅功が“応援団長”となり、実力があるにもかかわらずくすぶっている芸歴10年以上の実力派芸人をプッシュする単発バラエティー「浜ちゃんのそろそろスター誕生!」(ABCテレビ)が、10月4日(日)に放送されることが分かった。浜田がABC本社で収録に臨んだのは「摩訶不思議!ダウンタウンの…!?」('92年4月~'93年9月)以来、約22年ぶりとなる。
番組にちなんでブレークする秘訣(ひけつ)を、浜田は「辛抱です。あとは運とタイミングですから。でも、力があれば、ですよ。売れることは、何かのキッカケとタイミングでドンと売れるんですけど、そっから続けられるかっていう持続が難しいんですよ。この(出演)メンバーはタイミングさえもなかったんで、一応あげたんですけどね。あんなんがゴロゴロいますんで、この番組で知っていただければと思います」と、持論を展開し、番組をPRした。
同番組に出演する芸人は芸歴10年以上になるが、一度もブレークした経験のない実力派たち8組。本当に実力があるという裏付けとして、誰もが知っている有名芸能人の推薦状(VTR)を携えて登場する。その8組を、ケンドーコバヤシとサバンナ・高橋茂雄という2人の“キャプテン芸人”がサポートしていく。
気になる8組は、ヘッドライト(推薦:笑い飯)、マシンガンズ(推薦:有吉弘行)、イワイガワ(推薦:関根勤)、チョップリン(推薦:TKO)、トンファー(推薦:ロバート)、ハロー植田(推薦:今田耕司)、クロスバー直撃(推薦:たむらけんじ)、どりあんず(推薦:西川貴教)だ。
審査は芸人の本分であるネタで勝負する第1ステージと、バラエティー力を試す第2ステージの2部構成。ただし、第2ステージに進めるのは、第1ステージのネタバトルで3分間のネタを披露し、客席の支持を得た上位6組となる。
見事勝ち上がった6組は、第2ステージでバラエティー番組でおなじみのゲームに挑む。一つのゲームにつき2組が挑戦し、最後に観客が採点する。上位3組が次回への出演が与えられる。
そして、ゲームの最後には応援団長のはずの浜田が暴走。サポーターのコバヤシと高橋は「浜ちゃんがABCに帰ってきたあ~!」と、約22年ぶりにABC本社での収録に臨んだ浜田に、先輩芸人としての“芸人魂”を見たい、とけしかける。果たして浜田の芸人魂とはどういうものなのか?
収録を終え、浜田は「周りに10年以上もやってて、全然売れてないのがいっぱいいるんでね。たぶん、タイミングとかチャンスとかいろいろ逃してきた人間ばっかりでしょ。今回は、みんなネタも面白かったですから、別にそこを評価するつもりは全くなくて。とりあえず“場”がないと、こういう人らがいるというのを世間の人たちは知らないのでね。
そらもう必死ですよね。ここで何とかしないと、という。できたら3組の中に残りたいと全員が思っていたと思うんですけど、芸人が芸人を審査しても仕方ないので、お客さんに委ねるのが一番ベストかなと。頑張った人らが残ったなという感じですよね。他の人が頑張ってないわけじゃないですけど。(これをきっかけに)メチャメチャ売れて、ABCからオファーがあった時に、『はぁ?』って言うたら、そらどつきにいきますよ。まずはABCでしょ」と、感想を明かしつつ、浜田流のエールを後輩の芸人たちに送った。
10月4日(日)昼3:00-4:30
ABCテレビで放送