名騎手・武豊が“名刑事”水谷豊をおもてなし
俳優の水谷豊とタレントの木梨憲武が、大人らしからぬ珍道中を繰り広げる“紀行バラエティー”「豊さんと憲武ちゃん! 旅する相棒」(テレビ朝日系)が、10月10日(土)に第1弾から約半年の月日が流れ、早くも第2弾を放送する。
season14が10月14日(水)にスタートする国民的刑事ドラマ「相棒」で、杉下右京を演じて全国的な知名度を誇る水谷が、お笑いのみならず歌手、俳優、アートなど、さまざまな分野でクリエーティブな活動を続ける木梨と共に、再び“男の2人旅”に出掛ける。
4月に放送された前回は、木梨が運転手を務め、木梨家ゆかりの伊豆半島をドライブしたが、今回は水谷ゆかりの京都を巡る。
そして、前回放送時に木梨が「この番組で京都に行くからその時はよろしくね!」と、電話で約束していた“西の豊”こと京都在住の武豊騎手が登場。「京都の時は任せてください」と言った武騎手は、木梨と20年来の親交があり、もちろん“東の豊”水谷とも友人だ。
そんな武騎手の計らいで普段は入ることができないJRA栗東トレーニングセンター内の調教施設や厩舎(きゅうしゃ)など、さまざまな施設を見学し、競馬界の舞台裏に迫る。
そして、仕事が終わった武騎手から自宅への招待も。「今までテレビなどで自宅の取材は必ずNGを出していたんですが、今回はうちの奥さまからOKが出たんです」と武騎手は言い、テレビ初公開の自宅へ向かう。武騎手と結婚後は一度もテレビに出演していない、武騎手の妻・佐野量子が20年ぶりにカメラの前に姿を見せる。
実は、佐野は30年前に水谷が主演を務めたドラマで女優デビューを果たしたという、因縁浅からぬ仲。ゆかりのある水谷に「会いたい!」と、今回初めての自宅公開とテレビ出演を快諾した。
これまで木梨が何度頼んでも許可が下りなかったという武邸についにカメラが潜入。結婚後、京都に移り住み「最初は寂しかった」という20年前から、「今は京都が大好き」と言うまでに変わった佐野のプライベートライフや武騎手との関係など、ベールに包まれていた結婚生活が明らかになりそうだ。
今回の旅では、京都での移動手段は雰囲気のある“ロンドンタクシー”を貸し切り利用。前回同様、ハプニング続出のコンビニ買い出しや、まるで修学旅行生のようにテンションの上がった水谷のむちゃぶりに木梨が全力で応じるなど、和気あいあいとした雰囲気の中、京都の絶景スポットや老舗の名店を訪ねる。
水谷が提案する「ゴイスーのミータク(すごい匠)に会う」企画では、ミシュラン三ツ星料亭に伝わる一子相伝の味を堪能。また、世界的華道家に入門しお互いをイメージした生け花に挑戦するなど、芸能に通じる匠の神髄に触れていく。
夜は、最近人気の「町屋」に宿泊。ここでも、自分たちで布団を敷いて、ルームサービスも何もない2人だけの時間を満喫する。トランプマジックから禁断の2人ババ抜き、さらには、急きょ開催されることになったカラオケ大会では、水谷が自前の曲を何曲も歌い、親交のある岸部一徳がメンバーのザ・タイガースの曲を熱唱。カメラを忘れて熱唱ざんまいを繰り広げた。
水谷は「今回の旅では、今まで経験したことがない感動に出会うことができました。“西の豊”も表舞台のレースは見ていますが裏舞台を見るのは初めてで、ちょっとした感動がありました。僕は憲武の10歳上で60代だけど、まだ感動できるというのがいいなあ。50代はとっても楽しかった。でも、できれば60代が終わるときに、60代が一番素晴らしかったと思えるようになりたいですね」と、語った。
自由気ままな水谷と木梨の旅は、小ネタなど細部にわたって注目が必要だ。何せ、細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖ですから。
10月10日(土)昼3:30-5:25
テレビ朝日系で放送