ヒカキンが明かす「マインクラフト」実況の秘訣
動画総再生数 25億回以上を誇る人気YouTuberヒカキンが、人気ゲーム「マインクラフト」を解説した 「ヒカキンとはじめよう!Minecraft大百科」を発売。これを記念して、10/3都内書店で握手会イベントが行われた。
「マインクラフト」は、すべての物がブロックの形をした広大なゲーム空間の中で、自由に物を作ったり冒険することができるゲーム。全世界で5400万本以上を売り上げている。同書では「マインクラフト」初心者向けの操作方法から、中~上級者も楽しめるテクニックなどをヒカキンが解説。素材を組み合わせて新たなアイテムを生む「アイテムレシピ」集なども充実している。
囲み取材ではヒカキンがマインクラフトの魅力について語った。
――「ヒカキンとはじめよう!Minecraft大百科」でこだわったところは?
最初、僕自身が初心者だったので、(本を出すのは)どうかなとは思ったんです。ただ、初心者で苦戦していたからこそ、逆にそういうところを踏まえてプロの人に教わりながら「初心者でも楽しめる本」を作ることができました。操作方法も初歩の初歩からやっていますし、僕自身がつまずいた部分とかをフィーチャーして載せています。あとは中級者でも、もしかしたら知らないような小ネタとか豆知識なども入れているので、そこもぜひ見てほしいですね。
――ヒカキンさんが「マインクラフト」をプレイする上で苦労したところは?
正直、始めたときは全部難しくて。知ってる友達に教えてもらいながら「こうやって棒を作って…」「え、もう一回ゆっくりやってもらっていい?」というレベルだったんです(笑)。本当に初めてだと誰もがそうなるんですよ。あとは家作りに苦戦しました。最初からカッコいいのを作ろうとして、すごく時間がかかりましたね。ただこのゲームは物を作るのが一番難しいと思うんですけど、ちょっと詳しい友達に教えてもらったり、この本を読んでいただいてそこを乗り越えてもらうと、ムチャクチャ楽しくなって止められなくなるんですよ。
――「マインクラフト」がYouTubeのゲーム実況に与えた影響は?
やっぱり終わりがない世界というか、ここまでとんでもない影響をおよぼすものがYouTube上にはなかったので、かなり大きい存在ですよね。本当にその人の個性が100%出ると思いますし、ただ進んでいくゲームでラスボスを倒したぜって動画だとみんな大体同じ倒し方すると思うんですけど、このゲームは人によってそれぞれ全く違う形になりますよね。ひたすら物を作るのか、ひたすら冒険するのか。好きなことをするのがいいと思っています。僕は今は冒険ばかりしていて、ダイヤモンドを取っても、それで物を作らずに保管しておくっていう無駄なことをしているんですけど(笑)。
――この本を見て、ゲーム実況をしてみたいという人も増えると思いますが、アドバイスは?
実況は編集とか企画力がポイントになってくると思いますね。流行りのものを「マインクラフト」の世界で作っちゃうとか、誰もやってないことをするとか…一つ大きなきっかけを作るのは大事ですね。それがゲーム系のサイトで話題になって拡散されたりして、一気に見られるかもしれないので。「マインクラフト」には、そんな色々なチャンスが隠れているんじゃないかなと思いますね。
発売中
1200円(本体1111+税)
KADOKAWA/エンターブレイン
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