壇蜜、小2から島耕作を意識していた!?
'16年1月1日(金)にNHK BS1で放送される「島耕作のアジア新世紀伝 ~自動運転車!天才たちの攻防~」の完成試写会が行われ、声優として島耕作役を務める森川智之と、妻・久美子役の壇蜜が登壇した。
同番組は、島耕作が会長職を投げ打ち、自動運転車と、それに伴う人工知能の開発に乗り出す姿をアニメとドキュメンタリーで描く。アニメパートは、島が世界を駆け巡り、カーチェイスやハニートラップ、監禁・誘拐シーンがあるなど迫力の内容になっている。
また、ドキュメント取材ではAI技術の先駆者ヨシュア・ベンジオ教授や、Google Car開発者・セバスチャン・スラン氏へのインタビューも交え、現実の開発の最前線を紹介する。
森川は「日本の経済の新たな活路を見いだす番組が、元日にオンエアできることに、とってもわくわくしています。そして『島耕作』というビジネスマンの方が誰もが憧れる人物をやらせていただいて本当に幸せ者です」とコメント。
さらに「久美子役に壇蜜さんということで、アニメのアフレコの時は、壇蜜さんを見ながらアフレコしたかったんです(笑)。しかし、アフレコは絵の方を見ないとできないので、残念ながら壇蜜さんを見ながらっていうのは、できなかったんです。けれども、本当に楽しく収録できました」とアフレコ現場での思い出を加えた。
壇蜜は「テレビで放送するアニメーションの声優は初めてです。最初にやった声優の内容はインターネットの静止画のアニメで、こたつの役でした」と答え、会場の笑いを誘った。
そして「『島耕作』の妻ということで、大変光栄でもありましたが、かなり恐縮でした。勝手が分からず、至らないところもたくさんありましたけれども、森川さんや制作の方々の助けを頂いて作品になり、そしてこんなにも立派なものになったということを、私自身、映像で拝見して、とても感動しました」と感想を語った。
また壇蜜は、島耕作という男性をどう思いますかという質問に「小学校2年生の頃に、親戚の本棚にあった『島耕作』をうっかり読んでしまったんです。刺激が強すぎて本当にびっくりしたんですけれど、(島は)優しいんですよね。誰に対しても優しい。強烈な憧れを抱いたのを覚えています。
大人になった今でも憧れは変わっていないです。ただ、自分がこうして仕事をしていて自立していく上で、仕事に対してひたむきな島は、目標というかお手本のような存在に変わってきています。それは男性として見ている面も、仕事をする人間という憧れという面もある新しい感覚です」と島への思いと、早過ぎる島との出会いを告白した。
'16年1月1日(金)
夜10:00-11:50(中断ニュースあり)
NHK BS1で放送