芥川賞作家・羽田が「売れたい」本音を明かす
又吉直樹と同時に芥川賞を受賞した作家・羽田圭介が12月29日放送の「ノンストップ!」(フジ系)に出演。個性的なキャラクターとぶっちゃけ発言でブレーク中の羽田に、街の人が疑問に投げかけた。
「テレビに結構出てるので、タレント的な方向でいきたいのか、作家としていきたいのか」「本以外の活動も(今後)するのかなって。歌とか出しそう」という声には、「僕、作家を12年やってるんですけど、本が書店に全然置かれない時期が3~4年あったんです。その反動で、宣伝できるかもしれない機会があると乗っちゃう…」と本音を。司会の設楽統に「歌なんか出すんじゃないかって言われてますけど」と振られると、「そんなことないです」と恐縮しながら一旦は否定。「全くないですか? 本が売れるかもしれませんよ?」と再び追及されると「本、売れるんですか? それで」と、やぶさかではない表情を見せていた。
ここ最近メディア出演が急増していることに対して、「タレント業とかそういうものに興味は?」と設楽に尋ねられると、「さすがに緊張のほうが大きいんで、あまり興味はないんですけど…ただ小説家の経験として。(小説家の経験は)みんな似通るんですよ。本読んで、編集者と会うっていう(くらい)。なので、経験として違うことしてたほうがいいかなって」と。「じゃあ、自分のテレビ(出演)とかの何かを本にしたり(することもある)?」と聞かれると「そういうつもりでやってます」と新たな小説の構想も明かしていた。