中村獅童に抱かれた女性「感じるわ」とうっとり
歌舞伎俳優の中村獅童が、マウスコンピューター初となるテレビCM「マウスと人と。あるOLの場合」篇に出演することが決定。イメージキャラクター「Mr.マウス」に扮(ふん)した獅童が、マウスのかぶりものを装着して格好よく演じることにより、同社の特長を広く伝えていく。
深夜のオフィスビルの一角を舞台にしたCMは、ほの暗く怪しい雰囲気の中、「Mr.マウス」役の獅童とOL役の女性が体を接近させ、顔を近づけ合っているところからスタート。
女性が「感じるわ」とうっとりした表情でつぶやくと、獅童は「何をだ」と聞き返し、女性と強く抱き合いながらその背中を優しく撫でる。
女性が「あなたの鼓動、あなたの息遣い…」と伝えると、獅童は「君は何も分かっていない」とやや突き放した口調で言い放つ。
予想外の発言に女性が「えっ」と驚いた表情を見せると、獅童は耳元でそっと「感じてほしいのは…品質!」とささやき、それを受けて女性が「品質…」と聞き返すようにつぶやく。
そこに警備員が登場。抱き合う二人を目撃し、驚きのあまり言葉を失うが、次の瞬間、「mouse」のパソコンを抱き締めながら眠る女性の姿が映し出され、女性がとりこになっていたMr.マウスは、実は「mouse」のパソコンだった…というストーリーだ。
CMの衣装は、獅童が率先して、かぶりものやスーツのフィット感、ラインの見せ方にこだわり、数十パターンに及ぶ試着と調整を重ねた結果「Mr.マウススタイル」が完成した。
特にこだわったのはマウスのかぶりもので、デザインでは生地の厚みや毛皮の質感にまでこだわり、さらに獅童の顔のラインを生かしたフィット感を実現するため、フィッティングの際には、mm単位でサイズを調整、美しいフォルムのMr.マウスが完成したという。
女性と抱き合うシーンに合計100テイク以上を要した今回の撮影終了後、獅童が取材に応じた。
「歌舞伎の世界では男同士の絡みが多いので、実は女優さん相手は慣れていないが、かぶりものをすることで、不思議と全く恥ずかしくなく、ポーカーフェースで演技することができた」と満足げ。
さらに「ことしは申年だが、自分は子年なので、2016年のプライベートのコスプレはMr.マウスでいきたい!」と熱く語り、周囲を笑わせた。
なお、「マウスコンピューター」は、ブランド名を「mouse」に変更。ロゴマークも一新され、新CMを制作することで新たなブランドを広くアピールしていく。
テレビCM「マウスと人と。あるOLの場合」篇
1月23日(土)より全国で放送開始
【HP】www.mouse-jp.co.jp/campaign/mr_mouse/