高橋みなみ号泣!人身売買の現場で悲惨な実態を取材
2月3日(水)、テレビ東京系ほかで「水曜エンタ『今 知っておきたい 世界のキケン地帯に住む人々』」(夜9:00-10:48ほか)が放送される。
“貧困”“飢え”“差別”“犯罪”“異常気象”“災害”がもたらす、普段は決して足を踏み入れることのない世界の“キケン地帯”に潜入し、日本人が知らない想像を超えた世界に迫るドキュメントバラエティーだ。
フットボールアワーの後藤輝基と、ことし4月にAKB48を卒業する高橋みなみがMCを務め、世界の“キケン地帯”へ訪れた“旅人”たちが、現地で見て、聞いて、体験した知られざる現実を視聴者に届ける。
高橋は、現在、世界で被害者がおよそ1200万人もいるといわれている人身売買の実態を探るべくタイを訪問。貧しい人たちが被害者になるケースが多いというタイで、被害者の女性たちに「なぜ売られたのか?」「その時の状況や心情」など話を聞く。さらに、人身売買を捜査するタイ警察の専門部署の取り締まりに同行し、日本人が想像できない悲惨な現実に迫る。
また、インドネシアを訪れた庄司智春は、“キケンで過酷な現場で働く人々”の元へ。夜になると溶岩が青い光を放つ幻想的な光景とは裏腹に、有毒ガスが充満する危険な作業場でもあるジャワ島のカワ・イジェン火山で、硫黄を採掘する人たちを、体を張って体験取材する。
そしてバービーは、欧州などから“黒魔術”として恐れられている西アフリカのトーゴ共和国で、強く信じられている宗教・ブードゥー教の“キケンな儀式”に潜入。
さらに、篠山輝信は知られざる薬物“ヤーバー”がまん延するタイの首都バンコク近くの町で、キケンな薬物が広まる背景と広まらないようにしようと奮闘する地域の人たちに密着する。
取材を終えた高橋は「今回初めて番組MCを後藤さんと共に務めさせていただきます高橋みなみです。2016年、年明け早々タイにロケで行かせていただきました。タイのイメージは私の中では観光地。人身売買とは遠いイメージでした。豊かさや発展の裏側で貧富の差ができ『生きていくためにはお金が必要だ』と仕事を求めた先が犯罪に巻き込まれていく。
知らない現実と向き合った時思わず涙があふれました。ただ、調べれば調べるほど知ることの苦しさよりあまりに無知だった自分がすごく悔しくてたまらなかったです。ぜひこの番組を通し皆さんに“世界のキケン”を一緒に学び感じていただければと思います!」と力強く語った。
清水昇プロデューサーは「このご時世、“キケンな場所”に取材に行くというのは、本当に危険なことで、何回かロケ場所を変更せざるを得ない事態になりました。しかし、日本人が知らない“人が日常を安心して過ごせない場所やこと、または将来を不安に思ってしまうところ”は、実にたくさんあるのです。そんな場所を、テレビを通して知る、そして考えるきっかけになればいいなぁと思います。決して難しいことではありませんので、家族そろって見てもらいたいです。
今回、人身売買を取材した高橋みなみさんは、皆さんもご存じのとおり“多くの人を束ねてきた若者のリーダー”です。“知りたいという欲求”と“知ったことをみんなに伝える力”を持った人だと思って今回のロケにぜひ行ってほしいと思い、出演をお願いしました。
高橋さんが“キケンな現場”を突き進む姿は、想像通り、いや想像を超える部分も多く、正直ビックリもしました。普段このような番組を見ない人が、“高橋みなみさんが出ているから、ちょっと見てみよう”と思ってくれたらうれしいですね」とアピールした。
2月3日(水)夜9:00-10:48ほか
テレビ東京系ほかで放送
MC=後藤輝基(フットボールアワー)、高橋みなみ(AKB48)
旅人=篠山輝信、庄司智春(品川庄司)、バービー(フォーリンラブ)
ゲスト=岩尾望(フットボールアワー)、村瀬哲史(東進ハイスクール)