田中麗奈「突っ走る恋愛も醍醐味」
毎週火曜夜10時から放送しているドラマ10「愛おしくて」(NHK総合)のトークイベントが、名古屋・椙山女子学園大学星ヶ丘キャンパスにて行われ、主演の田中麗奈、吉田栄作、秋吉久美子、制作統括の青木信也氏が登壇。同大学の学生や一般客など250人が来場した。
「愛おしくて」は、恋愛に傷ついた小夏(田中)が、岐阜の染め物作家・怜子(秋吉)に弟子入り。しかし、怜子の恋人・光太郎(吉田)と次第に親しくなり、光太郎をめぐり師弟で争ってしまうという愛憎劇が描かれる。30代の小夏、40代の光太郎、60代の怜子と年齢差のある三角関係が見どころだ。
イベントの中では、番組のこれまでの見どころが紹介された他、番組に登場する有松絞りや保護犬について、物語の舞台となった岐阜・多治見について出演たちが語った。後半では、「愛の課外授業～愛され力を高めよう～」として、学生から事前に寄せられた「愛の悩み」に出演者が答えた。
これまで恋人ができたことがないという21歳の女性からは「占いで22歳までに彼氏ができないと今後のチャンスを全て逃すと言われて、焦っています。友人には『隙がない』と言われているが、今後どうしたらよいでしょうか？」という相談が届いた。
秋吉は「逆にラッキーだと思う。恋愛は、ある意味、論理を超えてドツボにはまってしまうこと。ドツボにはまらないで、(人生を)計画通りに進めることができる」と前向きなコメント。続けて「私は、若いころから、すごくもてたんです。何人もと同時進行とかがあったりして。恋愛を引きはがしながら歩いていた。もし、そうした人生でなければ、ノーベル賞を取れていたかも(笑)」と自身の経験を交えたアドバイスを送った。
また、来場者の女性からは「大人の恋愛になると、社会的なしがらみが出てきて、『好き』なだけではやっていけない部分もあるが、そのところはどのように考えますか？」という質問が。
田中は「女子意見になると、だいたい『突っ走っちゃえ』という意見になりますね。突っ走る恋愛もある意味、醍醐味(だいごみ)ではあると思います。失敗しながら、反省しながら、いろんな自分と向き合いながら進めばいいと思います」とエールを送った。
さらに「びっくりするんですが、両親に相談すると、両親の意見って大体当たっているんです。不思議ですね」と親の意見に耳を傾けることも大切だと説いた。
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毎週火曜夜10:00-10:50
NHK総合で放送中
