「報ステ」新テーマ曲のためにNYの日本人音楽家が集結
4月11日(月)夜9時54分より、テレビ朝日の富川悠太アナをメーンキャスターにリニューアルスタートする「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、番組のもう一つの“顔”となるオープニングテーマ曲も新装されることが分かった。
新テーマ曲は「報道ステーション」のために結成されたスペシャルJAZZバンド、“J Squad”による書き下ろし楽曲「Starting Five」で、キャスターやコメンテーターなど、ガラリ一変した「報道ステーション」の新たな幕開けを飾る。
演奏を担当するJ Squadは、トランペット・黒田卓也、ベース・中村恭士、ドラム・小川慶太、ピアノ・大林武司、サックス・馬場智章の5人からなる今回限りのスペシャルコラボレーションバンド。メンバー全員がアメリカ・ニューヨークで活躍する若手実力派ミュージシャンだ。
「報道ステーション」が、富川キャスターと共にリニューアルするに当たって、テーマ曲も若い才能と共に、これまでにない新たな挑戦をしたいという思いから、プロジェクトリーダーのテレビ朝日・伊藤賢治デスクと谷地俊太郎ディレクターが日本内外のミュージシャンを候補に人選。
その中で、世界中からトップアーティストが集まるJAZZの本場・ニューヨークで勝負しているピアノ・大林、ベース・中村の存在が浮かび上がった。
JAZZの伝統を受け継ぎながら若い感性で奏でる彼らのパワフルな音楽と姿勢に「現場を飛び回る“疾走感”、そして、始まりを感じさせる“躍動感”」を実現できるのは彼らしかいないと、ことし2月1日にニューヨークへ渡って各ミュージシャンへ直接オファー。番組のために特別にバンドを結成し、楽曲を制作してもらうことになった。
5人はいずれもニューヨークで活躍しながら、これまで5人そろって演奏したことがなかったフレッシュな組み合わせのメンバー。全員がお互いの才能を認め合い、「一度このメンバーで演奏してみたかった」と思っていたという夢のバンドだ。
5人の類まれな才能が結集されることで初めて生まれる音楽が「報道ステーション」の新しいオープニングを飾ることになる。
楽曲の制作においては、日本とニューヨークの距離を隔てながらも、プロジェクトメンバーとミュージシャン5人が意思の疎通、イメージの共有を徹底させつつ、3回ほどのデモを制作。試行錯誤を経て、無事に楽曲「Starting Five」を完成させた。
レコーディングはアーティストなら誰もが憧れる、世界的にも有名なニューヨークの「AVATAR STUDIOS」で敢行。エンジニアにはドラム・小川のバークリー音楽院時代の同級生でもあるAkihiro Nishimuraが担当するなど、まさにJAZZ界のサムライJAPAN(=ドリームチーム)によるパフォーマンスとなった。
そのメロディーはパーティーの始まりを感じさせる高揚感・疾走感があり、一度聴いたら強烈に耳に残るキャッチーなもの。歴代のテーマ曲同様、「報道ステーション」の“顔”として広く視聴者の間で浸透していきそうだ。
世界からトップミュージシャンが集まり、しのぎを削るニューヨークで活動する5人の“サムライ”たちによる新テーマ曲。洗練された彼らの演奏で、新しくなった「報道ステーション」を見る“態勢”を整えよう。
テレビ朝日の伊藤デスクは「テーマ曲作りに際して、私たちが表現してほしかったのは、富川悠太キャスターならではの、現場を飛び回る“疾走感”、そして、始まりを感じさせる“躍動感”です。
5人のメンバーは、新しい番組のコンセプトだけでなく、報道番組を取り巻く日本の現状や、富川キャスターの人物像など、事細かな部分についても踏まえた上で、5人全員がアイデアを出し合い、それこそ真剣勝負で取り組んでくださいました。
確かに、日米という距離はありましたが、お互いが綿密に連絡を取り合い、時には議論を戦わせながら、テーマ曲づくりに挑んだ結果、私たちの想像を超える、素晴らしい作品を生み出してくださいました。このテーマ曲と共に、私たちも一つ一つのニュースと真摯に向き合い、これまでにない新しい番組づくりに挑んでいきます」とコメントした。
毎週月~金曜夜9:54-11:10
テレビ朝日系で放送