キングオブコント、昨年のファイナリストたちが大集結
コントの王者を決める大会「キングオブコント2016」の開催決定会見が行われ、昨年のチャンピオン・コロコロチキチキペッパーズをはじめ、昨年のファイナリストたちが登場した。
昨年、デビュー5年目で優勝を果たしたコロコロチキチキペッパーズの西野創人は、「キングオブコントで優勝してから、何もかもがガラッと変わりました。テレビの仕事は月に1本あるかないかだったのに、仕事量が30倍くらいになりました」とコメント。
相方のナダルも「キングオブコントで優勝する前は、週に1回舞台があるくらいで、それ以外全部バイトでした。2週間前、キングオブコントが終わってから初めて休みがあったんですよ。それまでずっと毎日仕事で…キングオブコント、やっべぇぞ!」と、自身のネタを交えて本大会の影響力の大きさを語った。
昨年のファイナリストとして登場したのは、ザ・ギース、ジャングルポケット、さらば青春の光、バンビーノ、うしろシティ。昨年は惜しくも優勝を逃した彼らが、ことしの大会へ向けてそれぞれ意気込みを語った。
昨年初めて決勝に進出した、ジャングルポケット・太田博久は「去年の打ち上げで、ナダルが泣きながら『本当に今回の大会、僕らと皆さんの差は紙一重だと思います』って言った瞬間にみんなの心に火がつきましたんで頑張ります(笑)」と闘志を燃やす。
ファイナリストの中で“最も優勝に近い”と注目されているさらば青春の光の森田哲矢は、「去年、めちゃくちゃスベッたんです! もうこんなにスベることはないと思った次の日のショッピングモールの営業は、それの7倍スベって…ことしは次の日はウケようと思ってます(笑)。今のところ、4年連続決勝にいってるので前人未到の5年連続目指して優勝しようと思ってます」と宣言。
「ことしは出場するのか?」と聞かれた前回王者コロチキ・西野は「すごく迷っていて…出たいんですけど、勝負できるネタが今全然なくて。まだエントリーまで時間があるので、それまでに勝負できるネタを作らなきゃと思います。まだまだガンガンいきたいです!」とさらなる意欲を見せた。
ナダルも「挑戦やめたらそこで終わりだと思うんですよ。去年はチャンピオンになりましたけど、出てはる方々より面白いとはまだ思えないほど皆さんのネタは面白いので…」と謙遜。
だが西野に「でも、ナダルさんさっき打ち合わせで『去年のファイナリストの方々、去年王者のコロチキさんを真ん中にして間に挟むような形』って言われた瞬間、ニヤッてめっちゃ笑ってましたよ!」と暴露され、タジタジになる場面も。
本大会は、1回戦、2回戦、準決勝を各地方の会場で行い、決勝戦が秋にTBS系列で生放送予定。エントリーは5月25日から7月22日(金)まで。
TBS系で今秋生放送予定