林家三平が「笑点」新メンバーに抜てきされた理由は?
落語家の林家三平(二代目)が、5月29日に放送された「笑点」(毎週日曜昼5:30-夜6:00日本テレビ系)より大喜利レギュラーメンバーに加わった。
5月22日に放送された同番組で、'66年の初回放送から50年間レギュラー出演した桂歌丸が大喜利司会者を卒業。後任の司会者には春風亭昇太が選ばれ、大喜利回答者メンバーの席が1つ空いていた。
約10年ぶりに「笑点」の新メンバーとして加わった三平は「問題出されてから考えている間の時間が、すごく長く感じた」と初回の大喜利を終えての感想を語る。
また三遊亭円楽は「たくさんの噺家がいる中で、笑点メンバーとして選ばれたのは素晴らしいこと。大喜利のときに変に力まず、空回りしないように努力している姿が隣でひしひしと伝わってきました。これからも反省会を彼(三平)のお金でやりながら、いろいろと指導していきたい」と笑いを交えつつ、三平の初回の出来を称賛した。
昇太も「なぜ三平くんが笑点メンバーに選ばれたのか、理由を日本テレビの方に聞いたんです。そうしたら『今までにないキャラクターが欲しい。それを彼(三平)はもっている』と。それは何かを聞いたら『家庭が円満で、奥さんが女優できれい。これまで笑点になかったキャラクター』ということで、不愉快でした(笑)」と三平の起用理由に対し、昇太節でコメント。
さらに「実を言うと、妻にもレギュラーになることを言っていない。今から帰って伝える」と明かす三平に、昇太はすかさず「これが原因でゴタゴタして別れればいいな」と続けて笑いを誘った。
そして中村博行プロデューサーも「(起用理由は)奥さまが女優だからということはあるものの、朗らかで屈託のない笑顔、そして笑点にはいない40代という若さが空気を変えると思いました…以上です」と明かし、メンバーからは「少ないですね!」とツッコミが入った。
三平は「もう少し理由があると思ったんですが…。おいおい(理由が)出てくるように頑張ります」と、これから精進していく決意を述べた。
なお、三平の衣裳カラーは丁子色(ちょうじいろ)に決定している。
毎週日曜昼5:30-夜6:00
日本テレビ系で放送