松田龍平がフジ“木10”ドラマで松嶋菜々子と初共演
松嶋菜々子が主演を務める7月スタートのフジテレビ系“木10”枠ドラマ「営業部長 吉良奈津子」に、松田龍平の出演が決定した。松田にとっては連続テレビ小説「あまちゃん」('13年、NHK総合ほか)以来、約3年ぶりの連続ドラマ出演で、主演の松嶋とは今作で初共演になる。
同作は、売れっ子クリエーティブディレクターとして活躍してきた主人公・吉良奈津子(松嶋)が、40歳手前で結婚し、出産と育児休暇を経て、3年ぶりに職場復帰したことをきっかけに、次から次へと発生していく問題に正面から向き合いながら、仕事と家庭を両立させるため奮闘する姿を描く“女の戦いと再生”の物語。
いわば“産後復帰した女性が働く”ということを真っすぐに描いた作品となる。
松田が演じる高木啓介は、業界大手の広告代理店「東邦広告」のクリエーティブ局に勤務する優秀なクリエーティブディレクター。
若くして、大手クライアントのクリエーティブディレクターを任される才能の持ち主だが、新人時代に当時バリバリのクリエーティブディレクターだった奈津子の下で担当した“ある仕事”で、辛酸をなめさせられた経験を持つ。
そんな中で復帰してきた奈津子には、いまだに笑顔で乗り切れると思っている勘違いぶり、時代錯誤なところが気に入らず厳しい言葉をかけるが、一方では心のどこかで成長した姿を見せつけたいと思っている、という役どころだ。
復帰した奈津子とさまざまな局面でぶつかり合う高木は、彼女とバディになるのか…。二人の関係性がどうなっていくのか、注目が集まる。
松田の起用について、プロデューサーの三竿玲子氏は「時に見せる無邪気な表情が、このドラマをチャーミングに彩ってくれる」と期待を寄せた。
一方、松田は「今回、僕が演じる役は広告代理店のクリエーティブディレクターということで、クリエーターとしてのこだわりと、クライアントの思いの狭間を漂いたいと思います。松嶋菜々子さんとは初めての共演ですね、今から撮影が楽しみです。久々の連続ドラマ出演になるので、体調を崩さないよう、良く食べ、良く寝て撮影に挑みたいと思います」と語った。
7月スタート
毎週木曜夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
出演=松嶋菜々子、松田龍平ほか
脚本=井上由美子
演出=河毛俊作
チーフプロデューサー=牧野正
プロデューサー=三竿玲子、金城綾香