――ラストやリリムなど新キャラも登場しますが、気になるキャラクターは?
日高:新キャラのアナスタシア=Lとマスター・アカーシャは、物語の終盤で出てくるので本当に謎ですよね。私は共演させていただいて、原さんとリリスが似ているなと思いました! リリスはしっかりしてるんですけど、男性が支えてあげたいと思うような女性らしさが感じられて、そんなところが似ていると思います。リリスがリリムのお母さんのような立場になるので、余計に感じるのかもしれないですけど…。
原:リリスはしっかり者なイメージで、逆に私自身は少し抜けていると思うので、似ていると言っていただいてうれしいです。あと、自分ではなかなか女性らしさを感じないですが(苦笑)。今回リリムが登場したことで、リリスの母性が新たに引き出された一面でもあり、私もリリムのことがかわいくて、そこがリンクできた部分なのかな?とも思います。本当にリリムがかわいくて、妹や娘というよりも「ひたすら甘やかしたい!」っていう孫を持つおばあちゃんみたいな気分です(笑)。ちょっとしたリアクションにかわいい声がたくさん付いているだけじゃなくて、リリムのしっかりしている部分も感じられます。
日高:リリムを演じるに当たって、アラタや“トリニティセブン”のみんなといるシーンでは表情を含め些細なリアクションにも「小動物っぽく」と言われたことを意識しました。アドリブの部分でも「ふにゃ」みたいな文字だと丸みを感じる温かみのある言葉や、普段の生活では使わない音の響き、言葉を使っています。
原:そんな演技と絵が合わさって、本当にかわいい。スクリーンで見たら鼻血ものですよ!(笑)
――原さんがメロメロになるリリムも見逃せませんが、他にも注目ポイントがあれば教えてください。
原:バトルシーンが激しく、「トリニティセブンといえば」というお色気シーンもあり、破壊力が増してると思います。ほろりと泣けるようなシーンもあって、大きなスクリーンで見ていただけば、よりいろんな感情を感じていただけると思います。
日高:ファンの皆さんを裏切らない「トリニティセブン」らしい作品になっていると思います。新キャラも登場して、パワーアップした劇場版らしい盛り上がりがたくさん詰まっているので、たくさんの方に見ていただきたいです。
※島崎信長の「崎」は「立つ崎(たつさき)」が正式表記