慶次郎縁側日記のあらすじ
第7話 慶次郎縁側日記「春の出来事」
ある春の日、佐七(石橋蓮司)とけんかした慶次郎(高橋英樹)は三千代(岡本綾)の幻に慰められ、自分の寂しさを痛感する。気を取り直して外出した慶次郎だが、往来で若い女・おせん(坂井真紀)と衝突。おせんは空き巣の罪で捕らえられた亭主・卯之吉(永岡佑)の容疑を晴らすため、躍起になって証人を捜していたのだった。疑いは晴れるが、慌てて走ったため、おせんは足を痛めてしまう。慶次郎が何度か見舞いに通ううち、おせんが、夫を捨て慶次郎とやり直したいと言いだす。数日後、逢瀬を重ねる2人の前に、刃物を手にした卯之吉が現われる。