マッサンのあらすじ一覧
俊夫(八嶋智人)が一馬(堀井新太)に一緒に酒を飲もうと誘う。俊夫は一馬から感謝をされ面食らいながらも、一馬が帰ってくるまでは自分が工場と家族を守り抜くと約束する。一方、熊虎(風間杜夫)は、自分が鼓舞しなければ一馬は覚悟をもって戦地へ行けないとエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に明かす。
出征まであと2日となり、熊虎(風間杜夫)の発案でみんなで写真撮影をする。そんな中、エマ(優希美青)は、話したいことがあると一馬(堀井新太)を呼び出す。二人で逃げようと訴えるエマにこれは運命だと一馬は諭す。せめて一馬の自分への気持ちだけでも聞かせてほしいと懇願するエマだが、一馬は何も答えない。
一馬(堀井新太)にブレンド作業を教え始めた政春(玉山鉄二)は、その奥深さと面白さを語る。しかし、女性工員の元に夫の死亡通知が届き、泣き崩れる姿を目の当たりにして、戦争はやはり死と隣り合わせだと政春らは実感する。そして、一馬の出征を祝う宴会が開かれると、熊虎(風間杜夫)が映写機を準備する。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はエマ(優希美青)に、政春(玉山鉄二)にも話していないスコットランドでの初恋の人との出来事を話し始める。エマは、その話を聞きエリーの母親としての思いに感謝する。だが、やはり一馬(堀井新太)が好きだという自分の気持ちに素直に生きたいと告げる。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はエマ(優希美青)にやるべきことができてから恋愛すべきと主張。一馬(堀井新太)にも恋は早過ぎるとくぎを刺す。温かく二人を見守ってやろうという政春(玉山鉄二)の説得もエリーは聞き入れない。そんな中、一馬に会うのをやめようと告げられたエマは絶望する。
一馬(堀井新太)が好きと言うエマ(優希美青)の突然の告白に戸惑う政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)。恋する気持ちは止められないと理解を示す政春だが、エマは恋に憧れているだけだとエリーは断固として認めない。ついにはエリーとエマの親子げんかに発展してしまう。
一馬(堀井新太)が酒石酸採取に取り組んでいると、エマ(優希美青)が見学にやって来る。連日研究室を訪れているエマは一馬を好きなのではといううわさが流れる。エマも年頃になったという熊虎(風間杜夫)らに、政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はそんなことはありえないと否定する。
エマ(優希美青)は、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の干渉にいら立ちを感じる。そんな中、政春(玉山鉄二)はブレンダーを育てるには時間が掛かると後継者についてエリーに相談する。エリーは一馬(堀井新太)が適任だと提案する。一方、エマは海軍から守られ裕福な生活をしていると周りに非難される。
政春(玉山鉄二)は海軍から武器製造に使用する酒石酸を採取するためぶどう酒を造るよう要請される。政春は気がすすまなかったが、ぜひやりたいという一馬(堀井新太)に任せる。一方、勤労奉仕をするエマ(優希美青)は一馬に悩みを相談する。両親のように夢を持って強く生きていない自分が情けないと打ち明ける。
特高警察にエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が連行されそうになったとき、海軍士官(柏原収史)が現れ刑事たちを追い返す。騒動の中でエリーの覚悟を知った政春(玉山鉄二)は離婚届を破り捨て、ずっと日本で一緒にいてほしいと伝え、互いの愛を改めて確認し合う。そこへ突然美紀(堀内敬子)が謝り出す。
離婚届に署名しようとする政春(玉山鉄二)は、それを見つけたエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に考えた末に決めたことだと告げる。そのとき、特高警察の刑事たちが家に乗り込んでくる。リーダーの桜田(池田成志)はエリーへのスパイ容疑として家宅捜査を始めると宣告。刑事らは乱暴に家中を調べまわる。
離婚届に署名しようとする政春(玉山鉄二)は、それを見つけたエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に考えた末に決めたことだと告げる。そのとき、特高警察の刑事たちが家に乗り込んでくる。リーダーの桜田(池田成志)はエリーへのスパイ容疑として家宅捜査を始めると宣告。刑事らは乱暴に家中を調べまわる。
キャサリン(濱田マリ)が突然余市へやって来た。大阪でも外国人への迫害が強くなっていて、夫と共に英国へ行くことを決めたと政春(玉山鉄二)らに告げる。そして、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に一緒に来ないかと提案する。エリーが船に乗るためには離縁しなければならないと知った政春は苦悩する。
新たな工員募集で中村美紀(堀内敬子)と秀子(黒島結菜)の親子がやって来た。美紀は夫が戦死しどうしても雇ってほしいと懇願する。だが、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)がスコットランド人だと知ると表情をこわばらせる。一方、エリーやエマ(優希美青)は中村親子を気に入り二人を雇うよう政春に頼む。
1942(昭和17)年、政春(玉山鉄二)の工場は海軍指定となり大忙し。ウイスキーの増産を命じられるも、働き手の男は徴兵され女性が代わりに力仕事をする。そんな状況でも味に妥協はしないと政春は新たに工員を募集する。そんな時、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が子供らに石を投げられる事件が起きる。
政春(玉山鉄二)は、余市へやって来た大作(西川きよし)に従業員を半分にすることを相談する。自分の夢は今では日本のウイスキーの歴史を背負っていると政春は切々と語る。大作は「もう答えは出ている」と告げる。決意を固めた政春は全従業員を集め、会社倒産の危機を回避するために人員整理を行うと発表する。
ウイスキーが売れず資金繰りに困る政春(玉山鉄二)は、渡(オール阪神)と野々村(神尾佑)に呼び出され、事業撤退を宣告される。もう一度やらせてほしいと懇願する政春に、野々村は代わりに従業員を半分にするよう命じる。ぼうぜんとする政春は、かつて鴨居(堤真一)に言われた「経営者としての覚悟」を思い出す。
「ドウカウイスキー」と名付けられた政春(玉山鉄二)のウイスキーの初出荷の日。馬車に積み込まれ出荷されていくウイスキーを政春らは感無量の表情で見送る。エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はスコットランドの母にこれまでのことを手紙につづる。しかし、喜びもつかの間、ウイスキーは全く売れない。
政春(玉山鉄二)は、黙ってウイスキーを造っていたことを渡(オール阪神)に頭を下げて許しを乞うが、渡は激怒。何とか認めてもらおうとエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はエマ(優希美青)と協力し、渡と野々村(神尾佑)を料理と歌でもてなす。そして、ウイスキー造りを許してほしいと頼み込む。