Uボート ザ・シリーズ 深海の狼のあらすじ一覧
グルック中佐を拉致し、フォルスターの首を要求したカーラたちレジスタンスは、タイムリミットが来るのを待っていた。しかしドイツ軍が、グルックが釈放されるまで1時間ごとにリストに挙げられた5人ずつを処刑すると知り、シモーヌはある行動に出る。一方、U612はドイツ占領下のフランス、ラ・ロシェルに帰港する。
燃料が切れてしまったU612の前に、ソビエトの難破船が現われる。難破船に乗り込んだヴランゲルは、壊れてしまったというエンジンを直す代わりに、燃料を分けてもらうようと船長と取引する。一方、エミールの農場に身を隠していたカーラたちレジスタンスは、グルック中佐を拉致し、フォルスターの首を要求する。
ヴランゲル艦長の作戦が裏目に出て、U612は反撃される。U612が海の底へ沈んでいき、乗組員たちが死を覚悟する中、艦内で最高位の機関長・エーレンベルク中尉が指揮を執る。一方、カーラと仲間たちはボートで運ばれる武器を入手することに。シモーヌはカーラに頼まれ、沿岸警らの予定をフォルスターから探る。
U612は捕虜の交換を終え帰港する予定だったが、ホフマン艦長が肺炎を起こして寝込んでしまう。その間にU113のヴランゲル艦長は、ホフマン艦長に不満を抱くテンシュテット中尉と共に反乱を起こす。一方、レジスタンス運動の活動家・カーラと関係を持ったシモーヌは、彼女のためにフォルスターの動きを探る。
シュルツ艦長の部下たちに強姦されたナタリは、心身ともに深い傷を負う。一方、U612はアメリカの貨物船と落ち合い、ホフマン艦長らは貨物船に乗り込む。そして、グリーンウッドとの交換にU113のヴランゲル艦長を引き渡される。一方、フォルスターは、シモーヌに自分のオフィスで正式に働いてほしいと頼む。
グリーンウッドをU612に乗ることになり、彼の気さくな人柄にフランクは好意を持つ。そんな中、U612は連合軍の艦船と出くわし、ホフマン艦長は大きな決断を迫られる。一方、フォルスターの家を訪れたシモーヌは、フランス警察とドイツ秘密国家警察のゲシュタポ警部がレジスタンスに目を付けていることを知る。
出港したU612は群狼作戦に出る。しかし、本部の極秘任務の指令が入り、ホフマン艦長は戦闘の途中でやむなく現場を離れることを決断する。それにより、兵士たちはホフマン艦長への不信感を募らせる。一方、通訳のためジャクリーヌの尋問に立ち合わされたシモーヌは、フランクのアパートを訪れ、思いがけない事実を知る。
第2次世界大戦のさなかの1942年、ドイツ海軍のクラウス・ホフマン海軍大尉は、「U612」艦長として初めての出撃を控えていた。そんなホフマンは、有名な艦長だった父を持つことで悩みを抱えていた。一方、U612に乗艦が決まった通信兵のフランクは、ドイツ秘密国家警察で通訳として働く姉・シモーヌにある取引の代理を頼む。