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ジュラロン株式会社、石英ガラス系ワーク専用の革新的水溶性切削油剤「EP AegisOil(イージスオイル)」を発表 ~微細片の迅速沈降と固形化防止で加工精度と効率を大幅向上~

ジュラロン株式会社

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2025/12/26 14:00

環境配慮と作業者安全を両立した次世代切削・研削油剤が精密加工業界に革新をもたらす

切削油剤・研削油剤の専門メーカーであるジュラロン株式会社は、石英ガラス系ワーク用に特化した水溶性切削油剤「EP AegisOil(イージスオイル)」を開発した。同製品は、従来の切削油剤では困難だった微細片の迅速な沈降と固形化防止を実現し、加工精度と効率を大幅に向上させる革新的な設計が特徴。環境に優しい水溶性でありながら、作業者の安全性も確保した次世代の切削・研削油剤として、精密加工業界での幅広い活用が期待される。平面研削、円筒研削、内面研削、センタレス研削など多様な研削加工に対応し、一般鋼材から合金鋼、鋳鉄、焼結金属、非金属材料まで幅広い素材での使用が可能。使用倍率は金属材料で10~30倍、ガラス系材料で10~40倍と柔軟な調整により、各材料の特性に応じた最適な加工条件を実現する。

精密加工業界において、石英ガラスやセラミックなどの硬脆材料の加工は、微細片の発生と管理が大きな課題となっている。これらの微細片は加工面にスクラッチを発生させ、製品の品質低下や加工効率の悪化を招く要因となってきた。

ジュラロン株式会社が新たに開発した「EP AegisOil(イージスオイル)」は、こうした課題を根本的に解決する革新的な水溶性切削油剤である。同社の長年にわたる切削・研削油剤の開発経験と技術力を結集し、石英ガラス系ワーク専用として設計された。

最大の特徴は、微細なワーク片を迅速に沈降させる高い沈降性能にある。従来の切削油剤では、微細片が液中に浮遊し続けることで、ポンプアップ時にスクラッチが発生しやすかった。EP AegisOilは独自の配合技術により、これらの微細片を素早く沈降させ、常に美しい加工面を実現する。

さらに、固形化防止設計により、ワーク片が固まりにくい環境を維持することで、タンク内部を清潔に保つことができる。これにより、メンテナンス頻度を大幅に削減し、作業効率の向上とコスト削減を同時に実現している。

対応する加工工程は多岐にわたり、平面研削、円筒研削、内面研削、センタレス研削など、様々な研削加工に適用可能である。また、一般鋼材、合金鋼、鋳鉄、焼結金属、非金属材料など幅広い素材に対応し、各材料の特性に応じた加工パラメータの調整により、最適な性能を発揮する。

使用倍率についても柔軟性を持たせており、金属材料には10~30倍、ガラス系材料には10~40倍の範囲で、素材の硬さやサイズに応じて微調整が可能である。この柔軟な調整機能により、加工中の割れや欠陥を抑制し、高い寸法精度を実現している。

環境配慮の観点では、水溶性設計により作業者や環境への負担を最小限に抑えている。従来の油性切削油剤と比較して、作業環境の改善と健康リスクの軽減を図りながら、高品質な加工を可能にしている。

長寿命設計により性能が劣化しにくく、長期的なコスト削減効果も期待できる。タンククリーニングの手間軽減と合わせて、持続可能で効率的な加工環境の構築に貢献する。

同社では、EP AegisOilの優れた性能を実際に確認できるよう、サンプル提供や実機テストを積極的に実施している。具体的な利用シーンを想定した適切なサポートを提供し、顧客の加工工程最適化を支援している。

精密加工業界における品質向上と効率化の要求が高まる中、EP AegisOilは次世代の切削・研削油剤として、業界全体の技術革新を牽引する存在となることが期待される。

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