ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。
最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。
中世を舞台に源頼朝の旗揚げから北条義時が官軍に勝利した承久の乱までを描き、2022年のドラマシーンを大いに盛り上げた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)が作品賞と脚本賞を獲得。主演男優賞部門の小栗旬と助演女優賞部門の小池栄子は、その熱演が絶賛されるも惜しくも2位だった。
中途失聴者と聴者の恋を手話を交えて繊細に描き、視聴者の心を揺さぶった「silent」(フジテレビ系)は、川口春奈の主演女優賞、目黒蓮の助演男優賞、夏帆の助演女優賞、監督賞、ドラマソング賞の5部門を制覇。個人視聴率も好調で、TVer見逃し配信の記録も更新。10月クールに旋風を巻き起こした。
また、主演男優賞は「クロサギ」(TBS系)でダークヒーローを演じたKing & Princeの平野紫耀が初受賞。これまで演じた役とのギャップが評価され、多数の読者票が寄せられた。
作品賞2位の「エルピス―希望、あるいは災い―」(フジテレビ系)は、主演女優賞部門の長澤まさみ、助演男優賞部門の眞栄田郷敦が2位、脚本賞部門の渡辺あやが3位。テレビ報道の機能不全を描き出す攻めた内容が評価された。作品賞4位の「アトムの童」(TBS系)はゲーム業界が舞台の異色作。各局、力の入ったオリジナルドラマを繰り出し、まれに見るハイレベルな戦いとなった。また、劇中に登場するボーイズグループが実際にライブ活動などを行った「君の花になる」(TBS系)も話題に。高橋文哉らが演じた8LOOMが特別賞を受賞した。
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