ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第114回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

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    三谷幸喜

    大河ドラマ「鎌倉殿の13人」NHK総合ほか

    3作目の大河ドラマで8度目の栄冠
    撮影=山田大輔

    3作目の大河ドラマで8度目の栄冠

    「全48回の壮大な群像劇を飽きさせずに展開」「義時の妻たちなど、歴史的に無名の人物を生き生きと描いた」など、評価をさらに高めた三谷幸喜が受賞。

    「silent」で初めて連続ドラマを執筆した29歳の生方美久は2位。「セリフの一言一言が胸に刺さった」「シンプルな言葉選びが美しかった」と注目度抜群。3位は「エルピス―希望、あるいは災い―」で民放ドラマに挑戦した渡辺あや。「題材の骨太さとそれを描く勇気。結果的に日本社会の問題点を提起した」「単純なハッピーエンドではない最終話まで、緻密に練られた構成にうなった」と称賛された。

    受賞者インタビュー

    最終回のラストシーンはちょっと冒険でした

    第114回 ドラマアカデミー賞 脚本賞 受賞インタビュー
    撮影=山田大輔
    Q 受賞の感想をお聞かせください
    脚本賞を頂けたのはもちろんうれしいですが、「鎌倉殿の13人」が評価されたのは、演出チームをはじめとした優れたスタッフの皆さん、そして俳優陣、そしてそれをまとめていくプロデューサーの力が大きかった気がします。チームが一丸となって「これまでにない大河を作るんだ」という高い志の下、頑張った成果。僕はその設計図を書いただけのこと。だから作品賞を頂けたことが何よりもうれしい。皆さん、脚本を褒めてくださるけど、あの時代が面白かっただけのことですからね。

第114回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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