ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第115回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞 受賞インタビュー

(C)日テレ

田中圭

田中圭史上一番カッコイイと言ってくださる方も…

受賞のご感想を一言頂けますでしょうか。

うれしいです!! 朝陽を好きになってくれる方々が自分以外にもたくさんいてくださって。田中圭史上一番カッコいいと言ってくださる方もいたような役だったので、メークさん、照明さん、カメラマンさん、否、全てのスタッフ、そして(門脇)麦ちゃんに感謝です。ありがとうございます。

投票理由として「とても素敵なマエストロだった」「常葉さんの音楽への愛情を感じたし、人間的には不器用なところもチャーミングだった」との意見がありました。常葉朝陽という役を演じる上で意識していたことを教えてください。

音楽への妥協のなさ、そこから生まれてくる厳しさも、玉響への愛と信頼故…みたいなところは意識しました。でもそれは玉響の皆さんが素敵だったので、自然とそうさせてくれました。あと指揮です。世界で挑戦してて、あの性格で、そして朝陽らしい指揮というのは意識しました。それと視野の広さも。でも言葉数は少ないので、何を思っているか分かるようで分からないようで結果すごく分かる。付き合いが長くなると分かりやすい奴になるようにと意識はしました。


キャストの皆さんとのエピソードを教えてください。

役的に最初はみんなとコミュニケーションもそんなに取らずにいましたが、全員音楽の課題と向き合っていたので、そこで一体感は生まれていました。撮影は大変でしたが現場は明るかったです。画面に映っていなくても、みんなで演奏するんだ!という一体感はすてきでした。


演奏シーンも好評でしたが、印象深いシーンや思い出を教えてください。

全部印象深いですが、やっぱりラストの「チャイコフスキー 交響曲第5番」は感動しました。指揮をやめて、玉響のみんなに任せるところとか、朝陽と一緒に、みんな成長したなって感動してました。「カルメン」は楽しかったですし、「威風堂々」は緊張したけど初めてのうれしさもあったし、「Mela!」はみんなの笑顔が多かったです。「運命」は単純に難しかったです(笑)。回を進めるにつれ、練習時間は減っていくので絶対余裕なんてないのですが、みんなどんどん楽しそうに演奏していったのが印象的です。


「リバーサルオーケストラ」のファンの方へ、メッセージをお願いします。

音楽エンターテイメントとして、楽しんでいただけたでしょうか? 僕は演者としても、視聴者としてもものすごく楽しませていただきました!! そして僕らと同じで、リバオケでクラシック好きになった!という方がたくさんいてくれてたらうれしいなと思います。玉響がポンコツから最高のオケになるまで、一緒に応援して、愛してくれてありがとうございました!! そして今回このような形で、不器用な朝陽も愛してくれて、マエストロとして認めてくれてうれしかったです!! 3カ月、本当にありがとうございました!!

またいつか、皆様にお会いできる日が来る事を、ひそかに願っておきます!!
リバーサルオーケストラ

リバーサルオーケストラ

門脇麦演じる元天才バイオリニストで現在は市役所職員として働く初音と、初音を振り回す変人マエストロ・朝陽(田中圭)が、地元のポンコツオーケストラを一流オーケストラに大改造しようと奮闘する“音楽エンターテイメント”。脚本は「最愛」(2021年、TBS系)などを手掛けた清水友佳子が担当する。

第115回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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