第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ザテレビジョン賞 受賞インタビュー

富栄ドラム

ドラムというキャラを受け入れてもらえたことに心から感謝しています

受賞のご感想を一言頂けますでしょうか。

受賞を知らされた時はびっくりしました。めちゃくちゃうれしいです。

放送中からバラエティーに出演するなど、ご活躍されていましたが、どういうときに反響を感じましたか？

共演者の方から「『VIVANT』見ましたよ」と言っていただいたり、街中で初対面の方に声をかけてもらったり写真をお願いされた時ですね。

劇中ではせりふは全て翻訳アプリの女性の声で、とてもチャーミングな役どころでもありました。ご自身は、ドラムはどんな人物だと捉えていましたか？ また、演じる上で意識していたことはありましたか？

「ドラム」は優しくて愛嬌があり、器用で優秀な人物です。翻訳アプリの声のイメージに合わせられるよう、常に目をパッチリ開けて口角の上がった朗らかな表情をキープしながら、気持ちで芝居する事を心がけていました。

撮影で、印象に残っている共演者の方とのエピソードを教えてください。

ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)が入院してる病院で堺雅人さん演じる乃木とにらみ合った時、“半沢直樹”のような迫力に圧倒され、すごく楽しかったので印象に残ってます。撮影後に「さすが勝負師の目だね」と褒めてもらえたので、とてもうれしかったです。

福澤克雄監督からのご指名で役が決まったと伺っております。福澤監督からリクエストされたことはありますか？

ストーリーは暗い内容がありますが、ドラムで視聴者を明るい気持ちにさせたいという狙いが監督にはあり、ゆるキャラみたいなかわいい笑顔、運動神経のいい動き、おいしそうに食べるところなどを頑張ってくれとリクエストがありました。

最後に、「VIVANT」ファンの方へ、メッセージをお願いします。

それこそ老若男女問わずたくさんの方々に「VIVANT」を楽しんでいただき、ドラムというキャラを受け入れてもらえた事に心から感謝しています。まだまだ役者として経験が浅いので、もっといろんな角度から勉強し、これからも感謝の気持ちを忘れずに謙虚に頑張っていこうと思います。今回このような賞を頂き本当にうれしいですし、これを励みにいたします。本当にありがとうございました。

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