ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞

  • ミュージカルシーンでも魅了した阿部サダヲが初受賞
    撮影=石塚雅人

    ミュージカルシーンでも魅了した阿部サダヲが初受賞

    阿部サダヲが読者、審査員、記者票の全てでWスコアを記録する圧倒的1位に。「昭和のオヤジを体現し、コンプラだらけの令和で大暴れする姿にスカッとした」「歌もうまいし、これだけ笑わせて泣かせられる俳優は他にいない」と絶賛された。2位に木梨憲武、3位に原田泰造と、オーバー50のおじさん世代がけん引。また4位は田中圭。代表作ともいえる“おっさんずラブ”の続編で、まさかの一人2役に挑み、振り幅の広さを見せた。

    【役柄へ評価】
    昭和から令和にタイムスリップする小川市郎役。コンプライアンスで縛られた現代で不適切な発言を連発する一方で、娘への愛情もしっかりと感じさせる見事な演技に「ハマり役」との声が相次いだ。

    受賞者インタビュー

    “地獄のオガワ”こと小川市郎は人間らしく心を揺らす、純愛の人

    第119回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞 受賞インタビュー
    (C)TBS
    Q 「不適切にもほどがある!」で主演男優賞を初受賞しました。投票した方からは「昭和からやって来たハラスメントの権化のような役で弾けた演技を見せた」「これだけ笑わせて泣かせる芝居ができる俳優は他にいない」「歌って踊る新しい魅力を見せた」という声が寄せられました。
    ありがとうございます。このドラマが始まったときは「演じるのは“地獄のオガワ”で不適切な人」と聞いただけだったので、この先どうなるのかなと思いつつ演じていました。第5話で家族の話になり、そこからの展開は難しいかなとも思いましたが、脚本の宮藤官九郎さんが市郎を愛すべき人物として描いてくれたのはさすがでしたし、また、監督の演出に助けられたので、本当にありがたいですね。
  • 2

    木梨憲武

    春になったらフジテレビ系

    余命宣告を受けながら娘を思う父親役で感涙を誘う

    余命3カ月と宣告を受け、戸惑いながらも残された時間を思いっきり生きることを選択する椎名雅彦役。悲しい状況下でもとにかく明るく、前向きに生き、娘・瞳(奈緒)を大切に思っている姿に視聴者から感動の声が上がった。

  • 空回りしながらも家族と向き合う姿に称賛の声

    古い価値観を持つことから、家族に堅物男と敬遠される主人公・沖田誠役。息子や友人を理解しようと、価値観を徐々にアップデートしていく様子を丁寧に表現。空回りしながらも、誠実に家族と向き合う姿に称賛の声が多数届いた。

第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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