ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第81回ザテレビジョンドラマアカデミー賞総評

衝撃的なラストを迎えた「BORDER」(テレビ朝日系)が1位に。死者と会話ができる刑事の苦悩する心情を細かに描き、最終話までの計算されたストーリー展開で視聴者を圧倒した。また、小栗旬はじめ個性派俳優陣が、金城一紀が描くクセのある登場人物を見事に演じ切ったことも高評価に。選考理由は「小栗旬の素晴らしい演技にワクワクさせられた」「ラストはドラマの常識を超え、新たな可能性が見えた」との声が届いた。2位は、「温かい気持ちになった」などの声が多かった大野智主演の「死神くん」(テレビ朝日系)。3位は「続・最後から二番目の恋」(フジ系)。「笑って泣ける大人のドラマ!」と評価が高かった。一方、視聴率では苦戦した春ドラマ。「BORDER」は初回9.7%から7話で16.7%と後半に向けて盛り上がりを見せたが、全話平均では12.2%。平均15%以上をマークしたのは「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)の1作のみだった。

受賞一覧

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