ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第88回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞 受賞インタビュー

高畑淳子

明けても暮れても中国なまりのセリフを聞き続けてコピーしました

「原作が面白くて、ぜひこの役はやりたいと思いました。実際台本ができて、中国なまりをどうするかってなったときに、モデルになるような方を探していたら、日本に45年住んでいるのになまりの抜けない中国人のおばちゃまが現れて(笑)。その方に全部のセリフを入れていただいて、明けても暮れてもずっとそれを聞いて、完全コピーをしました。李社長は名言も多くて、私が一番好きなセリフは『日本人、車ニ、神経質スギル、車磨ク前ニ、自分磨キナサイ!』です(笑)。『自分ノ人生守ルタメノ嘘ヤ策略ハ全テ正当防衛』も好きでしたね。

李社長が直美たちの味方かどうかは、私も展開が分からなかったんです。でも、監督が『無表情にカメラ見てください』と言う通り、訳も分からず撮った映像がいいアクセントになってましたよね! 演出にお任せしたことがこんなに面白い形になるなんて。そういうところもドラマの面白さですね。今後もいろんな役に挑戦して、 テレビを楽しんで、かき回していけたらいいなと思っています。」

ナオミとカナコ

奥田英朗の同名小説を初共演の広末涼子と内田有紀でドラマ化。誰にでも起こりうる日常を舞台に、犯罪を遂行していく二人の女性の姿を描くサスペンス。夫のひどい暴力に耐える専業主婦の加奈子(内田)と望まない職場で働く大学時代からの親友・直美(広末)が協力し、受け入れがたい現実に報復していくサスペンス。

第88回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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