─初めて出会う、台湾の今を体感する─
台湾で話題になった作品が観られるイベント「TAIWAN MOVIE WEEK 2024」が開催されるなど、注目を集めている台湾映画&ドラマ。絶対に見ておくべき名作をザテレビジョンが大特集。各種動画配信サービスのリンクから作品をチェックしよう!
「TAIWAN MOVIE WEEK 2024」開催!
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台湾の人気俳優ツァオ・ヨウニンが来日、気になる日本人俳優は松坂桃李、國村隼、永瀬正敏<TAIWAN MOVIE WEEK>
台湾の俳優ツァオ・ヨウニンが、10月17日に都内で行われた「TAIWAN MOVIE WEEK」のトークイベントに登壇した。 ■「昨日のホルはホテルの近くで焼肉を食べました」 ツァオ・ヨウニンは、スポーツ映画「KANO1931 海の向こうの甲子園~」(2014年)で永瀬正敏演じる鬼監督の指導を受けるエースピッチャー、アキラを演じたことで知られ、第16回台北電影節の最優秀助演男優賞を受賞。当時は芸能活動と並行して野球の年代別の台湾代表選手として国際試合などで活躍をしていたが、2016年から芸能活動に専念し、俳優としての幅をどんどん広げ、今年は台湾とシンガポールの合作映画の主演作の公開も控え…
注目記事
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中華圏最大の映画賞「金馬奨」に見る台湾映画のおもしろさ。最多受賞『鬼才之道(原題)』は極上ホラーコメディ
11月23日、「台湾のアカデミー賞」といわれる中華圏最大の映画賞・第61回金馬奨(ゴールデン・ホース・アワード)の授賞式が開催された。 長編劇映画賞・監督賞に輝いたのは、国際的共同制作の『未完成の映画(原題:一部未完成的電影)』。台湾映画勢も充実の作品が並び、多様なおもしろさをアピールした。今回からそのなかから、筆者一押しの『鬼才之道(原題)』をはじめとする注目作をご紹介したい。 ■最多5部門受賞! 極上ホラーコメディ『鬼才之道(原題)』 「オバケは死なない」「試験もなんにもない」とは『ゲゲゲの鬼太郎』のテーマソング。しかし、映画『鬼才之道(原題)』に登場するオバケはあっさり死ぬ。 …
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思わず目移りしちゃう…台湾BLは若手俳優の登竜門、BL出身のイケメン俳優5選
近年、アジア発のBLドラマが世界で注目されているが、その中で台湾BLドラマはカップルが心を通わせる過程を温かく描き出し、そこから醸し出されるときめきと癒やしで独自の存在感を放っている。 そんな登場人物の心の機微に重きを置く台湾BLドラマは、若手俳優にとって多くの学びがあり、一種の「若手俳優の登竜門」でもあるという。 ということで、今回の記事では、新人時代にBLドラマを経験し、その後ブレイクした俳優をピックアップ。彼らの活躍を「出世作」となったBLドラマ、及びその後の最新作を交えて紹介したい。 ■「台湾男神」と称される正統派イケメン フェンディ・ファン(范少勳) 1993年11月4日生ま…
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Netflixで台湾映画を観るならまずはこれ! 数々の映画賞を受賞&メガヒットした鉄板おすすめ作品3選
近年脚光を浴びている台湾エンタメ作品が、国内の動画配信サイトで気軽に視聴できるようになっている。特に大手動画配信サイト「Netflix」では、台湾での公開時期とほぼ変わらないタイミングで話題作が配信されることも多く、現地での盛り上がりを日本国内でもほぼリアルタイムで体感することができる。 本記事では「Netflix」にて独占配信されている話題の台湾映画作品を3本厳選してご紹介。台湾国内でトップの興行収入を記録し、数々の映画賞を受賞したメガヒット作を、この機会にぜひチェックしてほしい。 ■【1】芯のある女性の姿を繊細に描く『弱くて強い女たち』 この映画の舞台は台南。母親と3姉妹という女性…
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なぜ台湾人は選挙に熱い? 『WAVE MAKERS~選挙の人々~』に見る今の社会
■なぜ台湾人は選挙に熱い? 10月27日に投票が行われた第50回衆議院議員選挙の投票率は、総務省の発表によると53.85%。なんと戦後3番目の低さだったという。SNSでは「投票に行こう!」というフレーズを頻繁に見かけたが、残念なことに、投票権をもつ人の約2人に1人しか選挙に参加していないのだ。2012年(第46回)以来の12年間、投票率は50%台の推移を続けている。 今年2月、台湾で実施された中華民国総統選挙(台湾総統選)は日本のメディアでも大きな話題を呼んだ。民主進歩党(民進党)の頼清徳が初当選を飾ったこの選挙の投票率は、驚くべきことに71.86%。しかも、不在者投票や在外投票、期日前…
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こんな展開あり!? 『あの頃、君を追いかけた』のギデンズ・コー監督が贈る、おふざけ全開の最新作『ミス・シャンプー』
台湾のネット小説家としてデビューし、現在は脚本家・映画監督としても活躍するギデンズ・コー(九把刀)は、自身の小説を原作とした青春映画『あの頃、君を追いかけた(那些年, 我們一起追的女孩)』でよく知られている。2011年に公開された同作は、台湾で社会現象とも言えるほどの人気ぶりを見せ、2018年には日本でもリメイクされた。元乃木坂46の齋藤飛鳥がヒロインを演じたことも記憶に新しい。 そんなギデンズ・コー監督の最新作『ミス・シャンプー(原題:請問、還有哪裡需要加強)』が、現在Netflixで配信されている。マフィアの一員であるアータイが、敵から逃れるために駆け込んだ美容室。そこで働くシャンプー…