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趣里ら女優たちが妖しい世界へと導く…朗読×アニメ×ドラマで送る「怖い絵本」

2020/10/30 12:14

「かがみのなか」で朗読を務める趣里
「かがみのなか」で朗読を務める趣里(C)NHK

11月1日(日)に放送される「怖い絵本」」(夜11:00-11:30、NHK Eテレ)に、のん水曜日のカンパネラコムアイ趣里が出演する。

第一線で活躍する人気作家が、実力派の画家とタッグを組んで、身近に潜む背筋凍る恐ろしい話や得体のしれない不思議な話を書き下ろした絵本。番組では、そんな絵本をアニメ化し、女優やアーティストによる朗読で紹介する。

「いるのいないの」で朗読を務めるのんは、「憧れの京極夏彦さんの絵本とコラボできてとてもうれしかったです。そして、現場では素晴らしい旅館で楽しく撮影させていただいたのですが、出来上がった映像が怖くてびっくりしました。私にとっては、初めての怖い話で刺激的でした。皆さん、お楽しみに」とコメント寄せた。

「おろしてください」の朗読を担当したコムアイは、「喫茶店の外で撮影を始めた瞬間にゴロゴロと雷が鳴って、とても不穏な空気になったのを覚えています。お話にぴったりの天候にサポートされて、普段とは違う役柄で、絵本の不気味な世界で存在できたことをうれしくおもいます」と収録の感想を語った。

さらに、「かがみのなか」で朗読を務める趣里は、「この作品を通して、鏡に対して抱いていた不思議な感覚や不安の理由が分かった気がします。あらゆる物には裏側があって、普段は目を背けているのかもしれないからこそ生まれる恐怖。ゾクゾクしながらもページをめくる手が止まりませんでした。このゾクゾクする感じが視聴者の皆さまに伝わるように、撮影に臨みました。皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです」と語った。

「いるのいないの」(作:京極夏彦、絵:町田尚子)ストーリー

祖母の家でしばらく住むことになったボク。高くて薄暗い天井を見上げると誰かいるような気がする。祖母は言う。「上を見なければこわくないよ」。ただどうしても少年は上を見てしまう。するとそこにいたのは...。

「おろしてください」(作:有栖川有栖、絵:市川友章)ストーリー

裏山を散歩している途中、思いがけなく妖怪の電車に乗ってしまった少年。ナメクジのような怪物や、魚や貝のお化け、仮面のような顔をした不気味な車掌。やっと降りられると思ったら、少年は腕をつかまれて...。

「かがみのなか」(作:恩田陸、絵:樋口佳絵)ストーリー

日常生活にある鏡。鏡の中の世界は本当にこちらの世界を反射して映しているだけなのか? 映っている自分は本当に自分? ある日少女が鏡を見ていると、映った友人の分身に引きずり込まれてしまう。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「怖い絵本」
11月1日(日)夜11:00-11:30
NHK Eテレにて放送

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  • 「かがみのなか」で朗読を務める趣里
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  • 「いるのいないの」で朗読を務めるのん

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