小関裕太、中条あやみは「すごく落ち着いた、たたずまいで…」ドラマの見どころを語る!
小関裕太「僕はすごく自由にやらせてもらえたと思います」
――主演の中条あやみさんとは2017年公開の映画『覆面系ノイズ』以来の共演かと思いますが、前回の共演からの変化やお互いの成長について教えてください。
今回の作品は2人で向かい合うシーンが多かったので、現場でもよく作品の中身についてはもちろん、どうやって演じたいかについて話をしていました。
中条さんに関しては、前回の共演よりも主演らしさが増したような気がしました。今回の作品はせりふがすごく長いのですが、中条さんがすごく落ち着いた、たたずまいで現場にいてくれて、なおかつ、しっかりとお互いのコミュニケーションも取れたので、僕はすごく自由にやらせてもらえたと思います。
――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
死後の世界から物語が始まるというファンタジー的な設定と、自分の死に隠された謎を推理していくというミステリーの要素、その掛け合わせの中で、それぞれのエピソードに登場するキャラクターが自分の過ちを実感したり、成長する姿が描かれています。
面白さやポップさの中に、心に残るメッセージも込められているので、映画のような余韻があるドラマだと思っています。視聴者の皆さんには、ぜひ、新しい世界観に入り込んでほしいなと思います!
第1話あらすじ
閻魔沙羅(中条)は、死者を天国に送るか地獄に送るかを決めるあの世の裁判官。そんな彼女の元に1人の若者・浜本尚太(小関)がやってくる。
食品会社の社員で、冷凍室で棚が荷崩れして頭を打って気絶。誰にも発見されず凍死した。沙羅は浜本に「事故ではない殺人」と口を滑らしたところ、浜本は天国行きを拒んで生き返りを懇願する。すると沙羅は浜本に「ゲームする?自分を殺した犯人を当てるが条件です」と提案する。
10月31日(土)スタート
毎週土曜夜11:30-0:00
NHK総合にて放送
原作=木元哉多「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズ
脚本=古家和尚
音楽=岩崎琢
制作統括=出水有三
演出=渡辺良雄、葛西勇也、石川慎一郎、鈴木航