「無限列車編」は観るたびに泣ける
3人で併せの撮影を楽しんでいた炭治郎の“ひなたくん。”さん、禰豆子の“みなみ ゆう”さん、我妻善逸の“茶丸”さんは、それぞれ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を3回リピートし、「まだ観たい!」と熱冷めやらぬ様子だった。
“ひなたくん。”さんは、「めちゃめちゃよかった。3回観に行って毎回泣きました。煉獄兄弟もいいけど、鬼もまた儚(はかな)いんですよ。この作品の鬼ってただ倒すだけの敵じゃない。鬼にも人間だったときの過去があって、すごく引き込まれる。猗窩座の過去も泣けます」と、鬼側にも注目しているそう。確かに、鬼なのに家族を求めた下弦の伍・累の「那田蜘蛛山編」は“神回”と名高い。
“茶丸”さんは「一度観たらまた観ようとなって、3回観たらまたさらに感動が深くて。吾峠呼世晴先生の物語って、キャラへの愛が深いんです。スポットライトの当たらないキャラがいない」と、“みなみ ゆう”さんは「花江夏樹さん、下野紘さんたち声優さんの演技も注目ですね。一人一人個性的に演じてくれているので、初見は全体の物語を楽しんで、2回目からキャラクターの表情や声、細かい描写に注目すると何度でも楽しめるんじゃないかなって思います」と、鑑賞の感動を語ってくれた。
(取材・文:鈴木康道)