<俺たちはあぶなくない>鈴木伸之&佐野勇斗の“根っからの刑事”ぶりが胸を打つ 視聴者からは続編期待の声も
「クールにサボれ」「あぶないことはしない」がモットーの高野心(鈴木伸之)と世中渡(佐野勇斗)の活躍を描くドラマ「俺たちはあぶなくない~クールにさぼる刑事たち」(MBSほか)が11月6日に最終回を迎えた。現場を嫌っていたはずの高野と世中の“根っからの刑事”ぶりがあぶり出される展開に、視聴者からは“続編希望”の声が相次いだ。
「待ってろよ世中! 俺が必ず助けてやる!」
本作の見どころは、出世しか眼中にない高野と転職に精を出す世中という“令和の省エネコンビ”ならではの活躍ぶり。だが最終回となる第8話は冒頭からどこか様相が違った。
ひょんなことからIT大手企業アサリーズへの内定を獲得した世中。世中に負けじと高野も昇進を掛けた試験に臨むことに。希望通りの未来に進んでいるはずの2人だが、どこか表情は寂しげだ。
その時、試験会場に向かう駐車場で爆破音が轟いた。会場には警視総監や警察庁の次官など大物警察幹部が集結しているということで、警察全体を狙ったテロ事件として、全警察官が捜査を乗り出すことに…最終回は“俺あぶ”らしからぬシリアスなオープニングとなった。
さまざまな状況を冷静に観察した世中は、得意の推理を働かせ「犯人は内部の人間」と当たりをつける。現場に向かった高野を尻目に、世中は署内で怪しい人物に接触。世中の推理通りの展開となるが、開き直った犯人は世中にスタンガンを見舞うと拉致。世中は人質になってしまう。
体中に爆弾を巻き付けられ絶体絶命の世中。それを見た高野は「待ってろよ世中! 俺が必ず助けてやる!」と胸熱発言。事態は危険を伴う救出劇に発展し、なんだかんだで高野&世中を愛している月賀(矢野聖人)や伊喜利(猪野広樹)も巻き込んだ大捕り物が繰り広げられた。