ドラマ「おじさまと猫」主人公の愛猫“ふくまる”の声に神木隆之介が決定
2021年1月6日(水)よりスタート予定のドラマ「おじさまと猫」(夜1:58-1:28、テレビ東京ほか)にて、主人公・神田(草刈正雄)の愛猫・ふくまるの声を神木隆之介が担当することが発表された。2020年に芸能生活25周年を迎えた神木だが、テレビ東京のドラマ出演は今作が初となる。
同作は、コミックスが累計140万部を超える、ガンガンpixiv、『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載中の桜井海の同名漫画を連続ドラマ化。妻に先立たれて以来、ふさぎこんだ日々を送っていた世界的有名ピアニスト・神田冬樹(草刈)が、ある日ペットショップで売れ残っていたブサ猫のふくまる(声=神木)と出会ったことから始まる、愛されることを諦めていた猫と、孤独だった“おじさま”の心温まる日々を紡いだ物語。
神木は、声での出演としては歴代邦画興行収入ランキングトップ3の「千と千尋の神隠し」(2001年)、「君の名は。」(2016年)、「ハウルの動く城」(2004年)のいずれにも出演し、「君の名は。」では声優アワード「主演男優賞」を受賞している。
神木隆之介 コメント
台本を読んだ時、すごく心が暖かくなり、そしてかわいらしいストーリーだなと思いました。主人公の”おじさま”は、すごくキュートな方でどんどん心が溶けていく、おじさまの時間が動いていく様が気になりますが、対してふくまるは、純粋で真っすぐな子だと思いました。 最初は卑屈な子なんですが、おじさまと同じようにキュートな子という印象でした。
そんなふくまるを声で演じるということで、どのくらいキャラクターとしてしゃべるのか、実写との温度差、ふくまるの動きなどを見つつ、声のトーンや言い回しを、フィクションなんだけど、すっと受け入れてもらえるような、ノンフィクションさを出せたらいいなと思って演じました。
ペットショップで不遇な思いをしていた猫・ふくまるを救ってくれた“おじさま”という存在は、何か、直感で通じ合うものがあったのかな〜と思います。それは心の穴の開き方なのか、どこか根底にある同じ時の進み方なのか、そこの直感でふくまるだと言ってくれたおじさまは、本能的であり動物的直感で選んでくれたのかなと。「紳士でおちゃめなおじさまと、お供できてよかったね、ふくまる」って気持ちです。
このドラマは、とにかく、キュートな物語です。ただ、それだけでなく、ヒューマンドラマでもあり感動もある家族のお話なので、ぜひ心温まっていただけたらうれしいです。
濱谷晃一プロデューサー コメント
クランクイン前に読み合わせを行ったのですが、神木さんの演じるふくまるの声を聞いて、草刈さんが笑顔で「素晴らしい」と拍手をしたのが印象的でした。ふくまるが神木さんによって命を吹き込まれる瞬間を見た気がしました。
テレビ東京の25時台の深夜ドラマに、草刈正雄さん×神木隆之介さん。ぜいたく過ぎて夢を見ているようです。ぜひ、皆さん1月の放送をお楽しみに!