<監察医 朝顔>高梨臨“涙の演技”が胸を打つ “後悔”が重要なメッセージに
確かな演技力で高い評価を得る女優・高梨臨。11月23日に放送された上野樹里主演“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第4話に“被害者の姉”役でゲスト出演し、悲しさと後悔の涙を流す姿が、見る者の胸を打った。
密室で発見された遺体、首には…
「監察医 朝顔」は同名漫画作品を原作に、ドラマ化にあたって大きくアレンジをしたヒューマンドラマ。大学の法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき・あさがお/上野樹里)と、その父でベテラン刑事・万木平(まき・たいら/時任三郎)を中心に、“法医学者×刑事”のタッグで事件の謎を解き明かしていく。
遺体から見つけ出された“生きた証”が人々の心に届く様子を丁寧に、ハートフルにつづる本作。主人公の朝顔自身も東日本大震災で母親を失った悲しみを抱えるなど、登場人物一人ひとりの心情の描写に重きを置いた演出が、毎回見る者の感動を呼んでいる。
そんな「監察医 朝顔」第4話では、密室で発見された遺体にまつわる物語が描かれた。
マンションの一室で20代女性の遺体が発見される。女性は坂井亜衣という名で、職業はウェブデザイナー。亜衣の姉の坂井美優(高梨)から“妹と連絡が取れないため様子を見に行ってほしい”と連絡を受けた大家が警察を伴い部屋に入ると、ベッドに横たわって亡くなっている亜衣が発見された。
現場に入った朝顔が遺体を調べると、亜衣は窒息したようで、首にはうっすらとひも状のもので絞められた痕があり、何者かに首を絞められて殺された可能性が出てくる。しかし、部屋には鍵がかけられ、窓もすべて施錠されていた――。