森マリア、「24JAPAN」出演で演技との向き合い方に変化「“できない”もどかしさを感じながらも前向きに」
――昨年9月、ドラマ「ヤヌスの鏡」に出演した時にWEBザテレビジョンに登場してもらいました。あれから1年半経ちましたが演技への思いありましたか?
当時よりも演技について考える時間が多くなりました。事務所で演技のレッスンを受けているんですけど、まだまだうまくできなくて。演技のことを考えれば考えるほど、自分ができていないところに目が行ってしまうので、すぐに自信を無くしたり、ネガティブに考えたりしてしまうんです。でも、それだと前に進まないなって思うようになったので、今は“できない”というもどかしさを感じながらも前向きに頑張っています。
――前回のインタビューで「(2020年は)二十歳になるので精神的にもしっかりしていきたい」と言ってましたが、その気持ちが演技への気持ちにも出ているんですかね?
そうだと思います。誕生日は3月で、ちょうど新型コロナウイルスの影響でステイホーム期間が始まったので、誕生日当日は誰にも会えなくて寂しかったんですけど(笑)、そこから自分自身と向き合う時間がたくさんあったので、ポジティブになれました。
――オフの時はどんなことをしていますか?
家にいる時は料理をしています。あ、最近はタコスにハマってます! 野菜やお肉も摂れますし、家で映画を観ながら食べるのにもピッタリですし。二十歳になってからはお酒を飲む楽しさも覚えました。日本酒が美味しいなぁって。
――女優として、今後出てみたい作品のジャンル、演じてみたい役は?
戦争ものとか歴史ものとか、史実に基づいた作品をよく観ます。クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」とか「ハドソン川の奇跡」が好きなので、そういうジャンルの作品にいつか出られたらいいなって。あとはラブコメ。今の年齢だからできる役もあると思うので(笑)。まだ制服を着たいですね。自分としては、あと5年ぐらいは大丈夫かな?って思っているんですけど(笑)。今後、ドラマやCM、それに映画にも出てみたいです。
――では最後に「24 JAPAN」の見どころと読者に向けてのメッセージをお願いします。
はい。「24 JAPAN」はこれからますます目が離せない展開になっていきます。私も自分が出ていないシーンを観て、「こんな展開になっているんだ!」ってドキドキしながら観ていますので、ぜひ一緒に最後まで楽しんでいただけたらうれしいです。これからいろいろな作品に出演して、皆さんにもっともっとお会いできるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。
(取材・文=田中隆信)
毎週金曜夜11:15-0:15ほか
テレビ朝日系にて放送